みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
ブログのコメント欄や公開しているgmailに定期的に読者さんから質問をもらいます。
その中で、来年の4月より大手外資系製薬会社でMRになる予定の大学生から、こんな質問をもらった。
「来年よりMRになる予定の大学生です。ゆってぃーさんに質問です。MRをしていて辛いと感じる時はどんな時ですか?抽象的な質問になってしまいますが、ゆってぃーさんが感じる辛い事を教えてください。」
今日は、質問してくれた大学生了承のもと、これについて書いていきたいと思います。
MRの辛い事は環境によって大きく異なる
これを言ってしまえば元も子もないんだけどね。
MRの業務がどんなに大変で辛くとも一緒に働くメンバーに恵まれれば、辛いとは感じないかもしれない。
逆に、仕事は順調で全く辛くないけど、パワハラ上司だったら辛いと感じる。
また領域や施設によっても辛いと感じるポイントが異なる。
日々の勉強が辛いと感じる専門領域MR
薬の話にニーズがないので訪問目的を創出するのに苦労する生活習慣病MR
このようにMRといっても様々なケースがあるので辛いと感じるポイントも異なる。
ちなみに「MR 辛い」というテーマで過去何度が記事を書いている。
MRの仕事で1番のストレスは「訪問しても話すネタがない」事だった話
訪問目的捻出、宣伝許可、値引き対応、MS対応、不要な人間関係、オンコロジーMRになって無くなったストレス
どんな仕事であってもストレスや辛さはある。
私は長年MRをやっているので楽しさや辛さの思い出がいっぱいある。
ただそれを振り返っても結局が記憶6・3・1の法則に落ち着いてしまう。
過去を振り返ると記憶は楽しいかった記憶6、辛い記憶3、どうでも良い記憶1。
細かい事を言えば辛いことなんてたくさんある。
・勉強
・数字の追求
・顧客の冷たい対応
・転勤
などなど。
MRをしていて辛いと感じる事はこのようにある。
しかし記憶の中に残っているのは辛さは3に過ぎず、その倍は楽しい記憶になる。
・報酬の高さ
・有給の取りやすさ
・医療貢献出来ている充実感
などなど。
このようにMRを振り返ると、どうにも、辛い事より良かった思い出が優ってきてしまう。
MRに不安を感じるかもしれないが、それ以上に選択して良かったと思える魅力的な仕事だと思う。
5ちゃんなどにはMRという職業に対して辛雑なコメントが飛び交っている。
このような情報を鵜呑みにすると不安になる気持ちも分からなくはない。
しかし最も大切な事は誰が言っているかという事。
MRの悪口を書いている人には一定の傾向があるので確認して欲しい。
領域問わず全てのMRがオワコンという人には大きく3つのパターンがある話
確かにMRをしていて辛いと感じる事はあるけれども、それを遥かに上回る良い事がMRにはある。
来年MRになる大学生読者さんからの質問「MRをしていて辛い事は何ですか?」のまとめ
一般的にはMRには下記のような辛さがあげられる。
・数字の追求
・転勤の可能性
・顧客から無碍にされる
・勉強
・リストラのリスク
ただ、これらの事はMR特有の話ではなく、ほぼ全ての仕事に付き纏う話だ。
MRがストレスが無いとは言わない。
しかしMRは辛い事を凌駕する働くメリットがある職業だと思う。
匿名掲示板の落書きコメントに惑わされてはならない。