みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MRは
・給料が高い
・休みが多い
・仕事量が少ない
・安定している業界
これらの理由で所謂、おいしい職業だと思っている。
だからこそ、今日はあえてMRの嫌な部分を考えてみようと思います。
MRのデメリット①住まい
・住みたい場所に住めない
・1つの場所に住み続けられない
MRは基本的には全国勤務可能を条件に入社しているので、必ずしも好きな場所に住めるとは限らないわ。
仮に自分の好きな場所に住めたとしても、そこに永住する事はかなり難しいと思う。
特に若いうちは都会(東京、大阪)に住んで遊びたい!とか子供が生まれたら転校させたくないとか色々考えるでしょ。
サラリーマン人生って基本的には23歳から60歳までの37年間、この期間に自分の好きな場所に住めるのは何年くらいなんだろう?
1年も住めないって人も多くいるでしょ。
私は幸いにサラリーマン人生(まだ途中だけど)37年間のうち10年以上は自分の好きな場所に住めている。
ただ、今後は分からないわよね。。。
MRのデメリット②勉強
子供の頃に思っていた事「大人はテストがなくて羨ましい」。
でもMRをしていると定期的にテストはあるし、日々勉強しないと仕事にならない。
勉強の日々と定期的なテストは定年まで続くと考えると辛いわよね。
英語の文献を読んだり、新しい臨床試験の学んだり日々、学生のような事をしているわよね。
また、半年に1度くらいに開催される知識統一テストってどこの製薬会社でもやっているでしょ。
私もこの時期になったら週末、ファミレスに籠ってチェックペンを使って数値の丸暗記などをしているわ。
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しかも中途入社なんかしたら、入社直後の導入研修でほぼ毎日テストなんて生活を強いられちゃうわよね。
MRのデメリット③仕事内容
いまだに、生活習慣病MRなんかは月末の詰め作業をしている会社があるでしょ。
月末の数字の詰め(発注の前借り)をいまだにやってる製薬会社って
この押し売り作業は本当に精神的に辛いわよね。
私もやっていたからよく分かる。
あとは、日々のMR活動に充実感を感じない。
開業医担当だったら1週間働いても世間話しかせずに薬剤の情報提供をしないなんてざらにあるでしょ。
患者さんの為にと高い志をもって入社したけど実際は医者と、どーでも良い世間話をして終了って言うことに虚無感を抱く人は多いと思う
MRのデメリット④顧客(医者、薬剤師)が神経質
良く言われる事「お医者さん相手に毎日仕事していたら気を使って大変でしょ〜」
確かに医者の中には、神経質な人もいるし、コミニュケーションが上手く無くすぐに怒る医者もいる。
薬剤師も、超神経質な質問をしてくれる人もいるでしょ。
「その質問は何の意味があるの?」「その解答を得て何になるの?」って事もよくある。
そのような意味では、面会前に入念に準備したり、ハラハラする面会は多々あるわよね。
確かに、気を使ったり、神経をすり減らす事はある。
まとめ
MRをする上ではデメリットも確かにある。
好きなところに住めないし、勉強は大変だし、仕事に充実感は無いし、顧客には気を使うし・・・
やっぱりMRにはならない方がいいかしら?
断片的に判断せずに、総合的に判断する事が大切だと思う。
私は異業種での勤務経験があるのでMRの素晴らしさを実感できている。
私のように異業種からMRに転職した人達はみんな「MRがおいしい仕事」と言っている。
一定の割合で「MRはクソみたいな仕事だ!ブラックだ」とか言っている人や記事を見るけど大抵、そーゆーことを言う奴ってMRとして大成せずに弾き出された人達よ。
メダファーマはオワコンでこれからはバイオベンチャーだって言っている人達も同じ人種ね。
メガファーマで協調性の無さから干されたMRがバイオベンチャーに転職した話
MRの嫌な部分、そこが嫌だと思ったらもはや死活問題。特に勉強の部分は。
新しいデータや論文、勉強は楽しさでしかないと思うけど、ツラいと思いながらやってるなら向いてないし辞めた方がいい。