みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
COVID-19の影響で延期になっていたマネージャー研修がやっと実施されました。
といってもオンラインでしたが・・・
定期的に実施されるマネージャー研修でしたが、今回はなかなか的確なフィードバックをもらって勉強になりました。
今日はその事について書いていきますね。
マネージャー研究の内容
管理職MRは所長になるまで定期的にマネージャー研修なるものを受講する。
今までは、講義を聞く形の研修が多かったけど今回は実践的なマネージャーのスキルを確認するような研修でした。
研修会で実施した事柄はこんな感じ。
・論文の事前提出(テーマ:人を動かして成功した仕事の体験)
→周りを巻き込んで組織として成し遂げた仕事を論理的に書く(5000文字以内)
・プレゼン(内容:提出した論文を10分で発表)
→内容も当然だが、周りを引きつけるプレゼン力+スライド構成+タイムマネージメント
・ロープレ(相手は生意気な後輩MR役のトレーナー)
→ミスをした後輩が全く反省していない。どのようにアプローチすると後輩の成長になるかというテーマでロープレ
・インバスケット(問題解決)
→1950年代にアメリカ空軍で導入された問題解決ゲーム。制限時間内に様々なアクシデントが起きてそれを的確に精度高く迅速に解決していくゲーム。
これらの事を実施して点数化して後日フォードバックされる。
マネージャー研修のフィードバックが返ってきた。
自分の強みや弱みなどの分析が3枚のシートに事細かく書かれていた。
良い点も色々書かれていて、今回一緒に受けた中では上位の点数であった。
自分のストロングポイントを紹介してもあまり面白くないので弱点として書かれていた事を紹介する。
「仕事に苦戦している人へのアプローチ方法の工夫が必要。」
このような言葉が書かれていた。
最後に本部長と面談するんだけど、その際に「バカな奴の気持ちも分からないとダメた」と言われた。
このフィードバックを聞いて思い当たる節があった。
上司が無能だと完全に諦めている事。
このような上司に当たった時には改善や成長を求める事をせずに完全に馬鹿にして諦めてしまっていた。
組織の長になるのであれば、相手がどんな人であっても成長させる事を諦めてはいけないと学んだ。
だから人を管理する立場になりたくないという思いもありつつ組織の一員として働くのであれば諦めることもダメと感じた。
私は変な人だと思うと接触を避けて相手にしない傾向がある。
上司もそうだけど、同僚もヤバイ人と遭遇すると基本的に絡まないようにしてしまう。
無知な人であれば教えてあげられる。
受け入れる気持ちがあるのなら提案も出来る。
しかし絶対的にヤバい人に遭遇するとサポートしようとせずに距離を取る。
所長になったら、そんな考えではダメなんだと思う。
どんな人間でも必ず成長機会があると考えて諦めずにサポートする。
それを放棄した結果がPIPなんだと思う。
PIP(業務改善命令)に入るMRが悪い?PIPに入れる会社が悪い?
所長という仕事は本当に大変だと思う。
こんな部下がきたらどうだろうか?
私はこんな人を成長させてあげれる自信はない。
そして所長になった以上、部下の成長を諦めてはいけないんだと思う。
だから、やっぱり私は所長になりたくないと改めて確認した。
今回のマネージャー研修は勉強になった話。理解力が乏しい所長ちゃんへの接し方のまとめ
普段の社内研修はあまりタメになると感じる事はない。
しかし今回の内容は興味深いものが多かったし、フィードバックも的確でドキッとした。
所長になったら、どんな部下がきても諦めずに成長できるようにサポートし続ける必要がある。
そのスキルは私には欠けていると指摘された。
しかし改めて感じたけど私はやっぱり所長は向いていない。
私は今の状態が維持できるように成果を出しつつ淡々粛々と仕事を進めて行こうと再確認した。
所長を目指す人はこのようなポイントも出来るようにならなければいけない。