みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
新型コロナの影響でMRの活動が粛清されている。
これを契機に「MRはやっぱりいらないから削減しよう」と言う流れになるのではないかと騒がれている。
その流れを否定する気はないんだけど、それよりも先にこの在宅勤務を契機に大きく変わる事がありそうなので今日はその事について書いていきますね。
在宅勤務が出来るのであれば営業所はいらなくない??
営業所の存在意義は何だろうね。
ノートPCで内勤は出来る。
会議はWebで出来る。
資材を置いておくスペースは必要だけど倉庫で充分。
そう考えたときに営業所っていらなくない?
外資では営業所がない会社も多いと思う。
しかし大きな企業では県内に複数の営業所を構えている会社もまだまだ多い。
この固定費はめちゃくちゃ勿体無い。
また営業所に出勤する移動時間も無駄でしかない。
実際、在宅勤務期間が長くなって営業所に出勤しなくても内勤も会議も問題なく出来る事が立証されたので今後は営業所の削減が加速度的に進むのではないかと思う。
新型コロナの活動自粛でMR不要論は加速度的に進むのか
MRが病院に訪問しなくても誰も困らない。
MRからの情報提供がなくとも診療には全く影響はない。
だからMRは不要でしょう。
このような流れになると考えている人は多いと思う。
でも個人的には新型コロナの活動自粛が直接的な原因として、これを契機に削減が始まるとは考えていない。
MRから情報を入手する医者はまだまだ多い。
そもそも情報を必要としている薬剤かどうかが重要なポイントになる。
新型コロナの活動自粛とは関係なく「この領域の薬剤はMRから情報をもらうまでもない」と考えられている領域を担当しているMRは削減始めてきている。
サノフィが昨年に続いて2019年も早期退職(リストラ)やりますよ。今回も、やはり辞めてほしいの生活習慣病MRだって
昨年、サノフィは生活習慣病MRに絞って早期退職を名乗ったリストラを敢行している。
その後のサノフィはオンコロジーMRの中途入社をめちゃくちゃ募集していたでしょう。
このような流れはコロナ関係なく起こっているし今後も続く事は間違いない。
フォーミュラリーが浸透したらMRが激減する。まずは生活習慣病MRから絶滅ね。
フォーミュラリー対象の薬剤はMRはいらないのは間違いない。
そもそも、この活動自粛中に医者や薬剤師から問い合わせをもらっていないMRっていますか?
そのようなMRはヤバイと思うわ。
問い合わせがくる領域の薬剤を担当していない事が問題。
そして問い合わせをもらえない関係性である事も大問題。
稀に「自分はオンコロジーMRだけど生活習慣病MRと変わらない」と言うMRを見かける。
それは生活習慣病MRと変わらないレベルの仕事しかオンコロジーMRで出来ていない事の裏返しである事を自覚した方が良い。
オンコロジーMRも生活習慣病MRも大差がないと思っているオンコロジーMRはそうなんだと思う。
新型コロナでMR不要論の加速よりも営業所不要論の方が早期に実現すると思う話のまとめ
新型コロナが原因でMR不要論が加速するとは、さほど思わない。
それよりも先に営業所不要論が明確化されて加速度的に進むと思う。
製薬会社としても固定費の削減になるし、社員の働き方改革推進というアピール材料になる。
朝、内勤をする為だけに移動するのは時間の無駄でしかないと思う。
またMR削減論に関してはコロナ関係なく進行している。
この活動自粛期間に医療機関から問い合わせをもらっていないMRは担当している製品が情報を必要としていない物なのか問い合わせをもらえない関係性しか築けていない事を自覚した方が良い。