みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
毎年恒例のサノフィの早期退職が今年も実施します。
サノフィ、200人削減へ 営業関連や本社機能が対象(日刊薬業)
2018年は250人のリストラだったけど、今年は200人の予定だって。
最新の2019年のリストラは本社の間接部門と生活習慣病MRが対象らしいわ。
専門MRは辞めて欲しくなくて生活習慣病MRはお金たくさんあげるから、どうか辞めてくださいっていう早期退職をやります。
今日もこの事について書いていきますね。
サノフィってそもそも、そんなにMR数いたっけ?
私のサノフィのイメージは抗アレルギー剤のアレグラ、抗血栓薬のプラビックス、抗がん剤のタキソテール。
特にプラビックスの発売時には大々的にMRの募集をしていたわよね。
当時はラジオでMR募集のアナウンスが流れていたほど。
でもね、これらの薬剤は全て特許が切れているわよ。
サノフィは2013年には約1500名のMRがいたけれども、2018年には930人。その後に250名規模の大規模リストラをしたから更に減少している。
そこから、更に今年200名規模のリストラを敢行しようとしているのよね。
全盛期に比べて約3分の1くらいのMR数になってしまう可能性がある。
これって、かなりヤバイ状況だと思いませんか?
2019年のサノフィ早期退職(リストラ)の対象は生活習慣病MRと本社の間接部門
全盛期1500名のMR数を誇っていたサノフィがその後、900名前後まで減少した。
そこから2018年250名のリストラ、そして今回は200名のリストラですって。
売る薬がないし、1500人もMRいらないから、とりあえずどんどんMRを削減する。って訳じゃないのよね。
2018年も2019年もサノフィは中途採用をしているのご存知?
バイオベラティブを買収したので希少血液疾患の治療薬ライナップも充実した。
サノフィがバイオベラティブ買収よ。やっぱりバイオベンチャーMRはリスク大
企業買収をして薬剤を手に入れてMRの中途採用も実施している。
その反面、えげつない人数のMRを削減していっているという状況。
これについてどう思いますか??
希少疾病を取り扱える専門薬剤や専門MRは手に入れたい。
それ以外は、いらない。
それ以外とは生活習慣病薬や生活習慣病MR。
だから今回のMRのリストラの対象は生活習慣病MRのみ。
これは私が言っているのではないわよ。
サノフィがそうしているという事実をお伝えしているだけ。
生活習慣病MRは耳が痛い話かもしれないけど現実を受け入れる勇気も必要だと思う。
生活習慣病MRには未来はない。
生活習慣病MRの仕事は価値がない。
生活習慣病MRは不幸になる。
これらの事柄を書くと現役生活習慣病MRのみなさんが「キィ〜!」ってなると思う。
別に煽っているわけではないわよ。
今回のサノフィのリストラ対象は生活習慣病MR
先日、紹介したファイザーの早期退職で転職先に制限があるのは専門MRのみで生活習慣病MRはどこに転職してもOK。
ファイザーの50歳以上対象の早期退職は競合他社への転職を阻止する対策がされているが通用するのか?
サノフィは専門MRは辞めないでほしいけど生活習慣病MRは辞めてほしい。
ファイザーは専門MRは他社に移ると驚異だけど、生活習慣病MRはどうでも良い。
この現実を受け入れてほしいのよね。
この現実を生活習慣病MRに伝えたい。
フォーミュラリーも現在、稼働してるのは生活習慣病薬が中心。
フォーミュラリーが浸透したらMRが激減する。まずは生活習慣病MRから絶滅ね。
この現実を受け止めて、それでも生活習慣病MRをしていくメリットは本当にあるのかしら?
サノフィが昨年に続いて2019年も早期退職(リストラ)やりますよ。今回も、やはり辞めてほしいの生活習慣病MRだってのまとめ
サノフィは本当に忙しい会社よね。
アレグラ、プラビックス全盛期はジャブジャブMRを採用して、特許が切れたら大規模リストラ。
でも、これで方向性が固まってきたんじゃないかしら。
バイオベラティブを買収して、専門MRの中途採用を実施して生活習慣病MRを削除する。
今回の早期退職がサノフィの今後の方向性を表明した形になると思います。
生活習慣病MRのみなさん。
そろそろ現実を受け入れる勇気を持ちましょう。
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