みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、元MRで現在、転職エージェント「KAERU-J」を運営している山田創先生と対談させていただきました。
転職エージェント「KAERU-J」運営の山田創先生とWeb面談して「今後のMR」について対談した話
今日は、その際に話に出た「MRという素晴らしい職業を一生続ける為に考えなければならない事」について山田創先生からコメントをいただきましたので紹介していきます。
MRを続けていく上で何をするべきか?by山田創
MRであるあなたはMRを一生を続けるためには何をするべきか?
考えたことはありますでしょうか。
私が戦略コンサルタントになる前のMR時代に考えたことは
”MRを一生続けるためにMRを一度辞める”ということです。
なぜこのような考えに至ったか?
それは、MRとしての高待遇を一生維持するためです。
MRの給料、福利厚生は抜群に良くて、製薬以上に良い条件の待遇を享受できる業界は総合商社、コンサル以外に存在しません。
それにも関わらず、35歳を超えたら総合商社、コンサル業界をはじめ製薬よりも条件の良い業界への転職がMRでは不可能でした。
一方、総合商社、コンサルから製薬への転職は年齢に関係なく、MRはもちろん製薬の本社機能の職種へ転職可能でした。
そのため、現在のMRの待遇が維持されなくなった時のリスクヘッジとして、戦略コンサルタントへ転職をしたのです。
MRを辞めてMRの素晴らしさを再確認
戦略コンサルタント職を経た今、MRの待遇の良さを再認識しております。
それは、戦略コンサルタント時代の給与はMR時代に比べて1.5倍になりましたが、併せて1日の労働時間も少なく見積もって3倍になったからです。
そう、MRはコストパフォーマンスが最高の職業なのです。
しかしながら、このような最高の条件で働けるMRの数が今後少なくなるのは明白です。
実際、私がかつて担当した製薬会社の組織再編成のプロジェクトでは営業組織の人数を減らすことでマネジメント層と合意しております。
そのため、今後も高待遇のMRとして生き残るためにはMRの中で差別化をする必要があります。
MRとして生き抜く差別化とは何か?
それは、プライマリー、オンコロジー、希少疾患のような領域によるキャリアの差別化であったり、開業医、大学病院のような担当顧客によるキャリアの差別化ではありません。
それよりも、現在の仕事でITを活用し、再現性のある成果を上げ、これからのMR像を示すことであると私は考えます。
MRの存在意義が問われる時代だからこそ、その意義を成果で示す他ないのです。
そして、このITを活用できる人材になるため製薬業界を一度離れるのもキャリア戦略としては有効であると私は考えております。
もちろん、年齢により取るべきキャリア戦略は異なりますので、具体的なキャリア相談をご希望の方は下記にご連絡を頂けますと幸いです。
なお、私のキャリアに対する基本スタンスは「MR最高」です。
最高だからこそ、全生存期間(OS)を延ばせるキャリアを描いて頂きたいと考えております。
転職エージェント「KAERU-J」代表の山田創先生に聞いた「MRを一生続けるための方法」のまとめ
MRをしていたからこそ、MRの素晴らしさを実感している。
今後、MRが減少していく中で生き抜く為には差別化が重要。
その差別化とは「英語が出来るMR」や「専門領域MR」というありきたりの内容ではない。
「ITを活かしたMR」
これが今後のトレンドになると予想しているわ。
一度、MRの将来について相談してみてはいかがでしょうか?
Twitterもやっているので、覗いたりDM送ってみるのもアリだと思うわ。