みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
今日のRISFAXの記事を読んだ方いらっしゃいますか?
リスファックスは、会員登録しないと閲覧出来ないので、会社が契約している人は是非、アクセスして見て欲しい。
その記事は「MRセクハラ、対策にSNS交換禁止など 本紙調査 得意先でも許される時代ではない 中外は謝罪要求も」というタイトルで書かれている。
内容は当たり前の話が書かれています。
このタイトルを読んで気になったのは「得意先でも許される時代ではない」って書かれているが、逆に「許された時代があったのか?」と感じてしまう。
性被害はいつの時代であっても絶対に許されない。
全人類がこの当たり前の事を自覚していれば被害者は出ない。
しかし現実では、女性MRに強制わいせつをはたらいた開業医の事件などもありますよね。
開業医に懲役3年求刑 強制わいせつ致傷で検察側 津地裁裁判員裁判 三重
MRの世界だけでなく、どの組織、仕事にもセクハラ・性被害は起こっている。
絶対に許される事ではない大前提の上で、ヤバい人間の存在するから自己防衛力を付ける必要もあると感じた。
今日はこの事について考えていきます。
MRが特別、顧客からセクハラ被害が多いわけではないが、客商売はセクハラを受ける可能性は一定数ある。
世の中の全ての医者、変態オヤジでセクハラしまっくっている訳はない。
しかし一定の割合で変態医師がいる事も間違いない。
私の先輩女性MRも開業医から愛人契約の提案を受けたと言っていた。
だから女性はMRになんか絶対にならない方が良いという話ではない。
MRではなく、保険の営業になったらセクハラ受けないか?
知り合いの看護師も、患者からセクハラを受ける事があると言っていた。
学生時代にバイトしていた居酒屋でも客からセクハラ受けた女性スタッフがいた。
とっても残念な事だけど、キチガイな行動を取る人間が存在する事を自覚して、それに対して対策を練る事が最も大切だと感じた。
ちなみにRISFAXの記事によると各製薬会社の対応は、「SNSを交換しない」「セクハラをしたら謝罪を要求する」「1対1の会食禁止」程度の事しか書かれていない。
って事は、やっぱり女性MRが自分でセクハラ被害を受けない予防策を考えなければならないと思う。
犯罪者は「こいつならイケる」と精査していると思うので隙を見せない。
優秀なMRは医者とプライベートまで共有するという価値観がある。
なので、医者と楽しく世間話をする事も、大事な仕事なのかもしれない。
その中で、隙を見せない対応としては、
個人の携帯やSNSは聞かれても教えない。
派手な格好でMR活動しない。
物理的な距離を必ず大きく取る。
少しでも不審な感じがあったら毅然な態度を取る。
回答をはぐらかさない。
当たり前の事しか書いていないが、当たり前の事をしっかりと実行するだけでも、かなりリスクは減る。
更に踏み込んだ事を言えば、人間関係だけで仕事をするからリスクが高まるのであれば、専門領域MRに転職するのも選択肢の1つになる。
そもそも、医者のほとんどは良識ある人格者だ。
女性MRは、顧客からのセクハラ被害に遭う可能性があるのか?その時の製薬会社の対応は?のまとめ
犯罪者が絶対的に悪いという大前提の上で、被害を受けない対応も必要と感じる。
一定の割合でヤバい人間が存在するという意味では医者の世界も同じだ。
逆に女性MRを見ていても、少し危なっかしいと感じるようなMRもいる。
更に、過去にこんな記事も書いている。
世の中に悪い人間がいなければ、刑務所も警察もいらないでしょう。
なぜ刑務所があるのか?
それは悪い人間が一定数存在するからだ。
それは医者の世界も同じ事なので、セクハラ被害を受けないように自己防衛力を高める事も働く上で大切なスキルだと思う。