みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
各製薬会社や躍起になって取り組んでいる法令遵守。
ハラスメント相談室なるものを設置して働きやすい環境を各社整えている。
それでも毎年、ハラスメントのまつわる訴訟が起こるわよね。
今日はパワハラを受けている後輩を見ていて製薬会社からは今後もパワハラを無くならないと強く感じたので書いていきますね。
パワハラをしている人間はパワハラしている自覚が微塵もない。
パワハラは絶対ダメ。
これは全員理解している。
でもパワハラが無くならない最大の理由は、パワハラをしている人間に自覚がないからよ。
私は「パワハラ」ではなく「指導」をしている。
相手の事を思う気持ちが強いから「指導」にも熱が入る。
このような解釈で全く自覚がないのよね。
周りの人間は自分に火の粉がかかるのが怖いから見て見ぬふりをする。
職場でパワハラを受けているって事は、職場のメンバーも知っている。
パワハラ被害者に手を差し伸べたら、今度は自分がパワハラのターゲットになりかねない。
だから、見て見ぬふりをする。
一見、残念な事に感じるけど、これは仕方ないと思う。
みんな、綺麗事を言っていても実際は会社にお金を稼ぎにきている。
助ける事によって、今度は自分がパワハラ被害に遭ってしまったら働けなくなってしまう。
だからパワハラを受けている人を見殺しにする。
これは生きていく上の本能が働く行動だと思う。
上層部や会社はパワハラを握り潰す。
「ハラスメント相談室」みたいな部署を設置している製薬会社も多いでしょう。
パワハラ、セクハラは絶対に許しません!なんて言っている会社がほとんどでしょう。
でも、当たり前に揉み消されるわよ。
例えば
所長がMRにパワハラをしています。
MRがハラスメント相談室にパワハラ被害を訴えます。
そこで所長のパワハラが認定されてしまえば所長を管理していた支店長の管理不行きが露呈される。
ましてや、ハラスメントを許さない会社でパワハラが発覚したという事は会社の取り組みが機能していない事が証明されてしまう。
だからパワハラと騒ぐMRを抹殺してしまえばパワハラの事実はなくなる。
そうすれば所長も支店長も会社も誰も傷つかない。
「そんな卑劣な事をするのか!」って思う事が行われているのが実態よ。
じゃあパワハラを受けてしまう人はどうすれば良いの?
①パワハラが当たり前に敢行されている会社を選ばない。
所長に権限や裁量権が大きい会社でPIPなどの退職プログラムが頻発される会社は基本的に選ばない方が良い。
②パワハラを受けないような人間になる。
過去、多くのパワハラ被害者を見てきたけど傾向があると思う。
「少し大人しくて自己主張が出来ない人」
このような人は傾向としてロックオンされる可能性が高いと思う。
しっかりと少し誇張してでも自分のしてきた事を大きな声で発言できるくらいの度胸が必要よ。
③パワハラのロックオンをされたら戦わず逃げる。
パワハラ被害を受けていても、周りは助けてくれない。
上層部はパワハラの握り潰す。
この状況下で改善を見込むのは無理だと思う。
このような時には転職するべきだと思う。
まとめ
製薬会社からパワハラは無くならないと思う。
パワハラをする人間に自覚がない。
周りは見て見ぬふりをする。
会社はパワハラの事実を握り潰す。
基本的にはPIPなどの退職プログラムを乱発する会社を選ばず、虐められないように強い意志と主張を持つ事が大切だと思う。
それでもパワハラを受けてしまう人は、キチガイを相手にしても解決しないから一刻も早く逃げるべきだと思う。
私は過去の何人もパワハラ被害者を目撃してきています。
私も例外なく「見て見ぬふり」をするヘタレ野郎です。
でもね、私はその人達の転職サポートを最後までやる。
以前、パワハラ被害者の転職サポートをしている時に「今まで、そこまでの関係性が強かったわけではないのに、なんでこんなに転職サポートしてくれるんですか?」と質問をされた事がある。
それは、パワハラを見て見ぬふりをしてしまった罪滅ぼしの為にやっているのよ。
DODAエージェントサービスで転職
自分も過去にチーム員(自分より20歳歳上)に暴言、暴力をされて耐えれなくなり転職しました。ゆってぃーさんの仰るように、自分も少し大人しく自己主張できない部類です。今思えば、自分のような人間は暴言等を言いやすかったんだと思います。今は二度と過去に味わった苦しみを繰り返さぬよう気を付けていますが、以前の会社の飲み会でそのチーム員から暴言暴力をされていたにも関わらず、所長が見て見ぬふりをしていたのは忘れることはないです。
内資系さん
コメントありがとうございます。
辛い過去があるとは言え、今はその状況から脱却出来ているのであれば良かったです。
自分が子供頃「大人はみんなしっかりしている」と幻想を抱いていました。
でも、実際は大人でもクズ人間が多いですよね。
大手と言われる会社であっても、キチガイが沢山いる。
変な人間に遭遇してしまったら、かわす技術と逃げる決断が大切ですよね。
誰も助けれくれないし、話し合って解決できる問題でもないと思います。