みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
今日は後輩MRの転職の話。
正確には、後輩MRの仲良しMRの転職の話をしていきます。
後輩MRがパワハラ受けて急いで転職活動を開始しました。
少し前だけど、昔同じエリアを回っていた他社後輩MR(仮名:岸くん)と久々に食事をしました。
岸くん自体は仕事も順調でQOLの高い生活が出来ているんだけど、岸くんの会社の同僚が酷いパワハラを受けているって相談をもらったのよね。
話を聞いたら中々、エグい状況だったので詳しく話を聞く為の後日、岸くんとパワハラを受けているMR(仮名:宮本くん)と私の3人で会いました。
宮本くんのスペックはこんな感じ
氏名:宮本くん(仮名)
年齢:33歳
家族:妻、子供(共に年齢不詳)
会社:大手外資系製薬会社
担当:大学病院担当
年収:不明(聞けていない)
宮本くんが受けているパワハラは直の上司からだって。
怒鳴る事くらいは当たり前で、一番辛いのは長時間の説教。
対面、電話問わず、ずっと説教なんだって。
20時過ぎに帰宅しても電話が掛かってきて、そこから2時間説教なんてことも珍しくないみたい。
同行が終わって病院の1階でずっと説教を受けていて、守衛さんに早く帰れと怒られた事もあるみたい。
説教を受けるにも理由があると思う。
コンプラ違反や公競規違反をしているのであれば、説教も仕方ないのかもしれない。
でも、説教の理由を聞いたら毎回「お前は考えていない!」って怒られるんだって。
説教の理由が「考えていない」という抽象的な物だから解決に至らず、ずっと繰り返されているみたいよ。
プライベートの時間まで説教に侵食されてしまって奥さんが先に参ってしまって転職してほしいと言ってきたんだって。
パワハラを受けるMRには特徴がある。
今回の宮本くんもそうだけど、おっとりしていると言うか、マイペースと言うか、少し大人しく内気な性格の人が長期間のパワハラを受けている事が多いと思う。
そういう性格の人は社内に設置されているハラスメント相談窓口などに相談して事を大きくする事を嫌う。
我慢をして、嵐が過ぎ去るのを待つ傾向がある。
これはかなりの悪循環なのよね。
パワハラをする上司からしたら、パワハラ通報をしないと分かればエスカレートしていくでしょ。
周りの人間も助けない訳ではない。
でも当事者になりたくないので身を呈して守る事もしない。
愚痴や辛さを聞いてあげる事くらいはするけれども、パワハラを受けている人を擁護したら、パワハラをしている人を敵に回す事になる。
パワハラをする人の大抵は権力を持ってるので、敵に回すデメリットは大きい。
結局は自分の身は自分で守るしかないのよね。
パワハラを受けて一刻も早く転職しようと活動するとロクな転職先はない
帰宅しても説教電話が掛かってくる。
土曜も午前中から会社の携帯がブルブル着信する。
こんな生活を繰り返しているうちに、宮本くんよりも先に奥さんが参っちゃったんだって。
毎晩、電話口で自分の旦那さんがずっと謝っている姿を見たら尋常じゃないもんね。
そんな感じだから、今すぐ転職してほしいと奥さんに言われた見たい。
「今すぐ転職する」と言う条件で探すとロクな会社が出てこない。
結局、知人の紹介で内定を貰ったのは聞いた事もない弱小国内製薬会社だった。
私はこの業界に10年以上いるけど、一度も聞いた事もない製薬会社だったわよ。
せっかく内定が出ているんだから、キープしつつ他社も受ける事を必死に勧めたわ。
まとめ
パワハラを受けやすい人って傾向があると思う。
そういう人ってパワハラホットラインなどに相談する勇気も出ないくらい内気な人が多い。
だからパワハラをする人は更に攻め続けるんだと思う。
どのような会社であっても、一定の割合で頭のおかしい人間が混ざっていると言うのが私の持論。
だって、このような世界的な超一流企業でもこんな事件が頻発しているんだから。
18年5月アストラゼネカのリストラ裁判が和解終了。これでMRは安心して働けるか??
何かが起きてから行動しても、遅いのよ。
今回の宮本くんも急いで転職活動を始めたから、明らかに選択してはダメな意味不明は弱小国内製薬会社を選択していた。
それでも、今のパワハラ生活から脱却出来れば良いと言う考えもあるけど、やっぱり勿体なさすぎる。
有事の際に備えて良好な状態でも転職に備える必要はあると思うわ。
ちなみに私は1ヶ月以内に転職しなければならないケースになっても、それなりの準備は整っている自信があるわ。
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