みなさーん、こーんにーちはー。
現役オンコロジーのゆってぃーよ。
ブリストルがセルジーンを吸収したのは記憶に新しい。
この経営統合にあたってブリストルとセルジーンの両社で早期退職の募集が開始されましたね。
BMSとセルジーンの両社 MRなどに希望退職プログラム実施へ 退職日は6月30日(ミクスオンライン)
異なる領域の会社が合併すれが事業展開が拡大するから人数が増えても問題ない。
しかし
セルジーン の主要製品は多発性骨髄腫治療薬。
ブリストルも多発性骨髄腫治療薬を取り扱っている。
そしたら余剰な人間は、いらないから早期退職やるわよね。
今日はこの事について書いていきますね。
セルジーン の早期退職プログラムについて
セルジーン の早期退職概要はこちら
エントリー期間:2020年4月中旬〜5月初旬
退職予定日:2020年6月末
募集人数:非公開(予定人数に達した時点で終了)
応募資格:勤続3年以上かつ35歳以上
特別プログラム:
①通常退職金に加えて退職特別加算金
②単身赴任社帰省費用&引越代支給
③有給休暇買取り
④退職日から最大1か月社宅継続利用
⑤無期限再就職支援
⑥1月〜6月のセールスインセンティブを100%達成の理論値として支給
応募資格のバーが35歳と低く、様々なお土産もついている早期退職。
当のセルジーンMRはどう思っているんでしょうね?
他の製薬会社が実施した早期退職と今回の早期退職は若干、毛色が異なる。
過去の製薬会社の早期退職は悲壮感に漂っていた。
大正製薬の早期退職は948人か〜辞めた人はどこ行くんだろう??
2018年ベーリンガーのリストラ(早期退職)は本気だね。最後の楽園もいよいよ崩壊ね。
今回のブリストルとセルジーン買収に伴う早期退職は経営が傾いてのリストラではない。
同じ多発性骨髄腫領域で事業展開していたブリストルとセルジーンなので専門領域MRとは言え社内にMRが余剰になった。
確かに社内における専門領域MRの需要は一時的に下がった事になるけど、世間一般で言えばまだ、生活習慣病MRに比べれば価値は高い。
現にこんな感じの早期退職が昨年実施されている。
ファイザーの50歳以上対象の早期退職は競合他社への転職を阻止する対策がされているが通用するのか?
サノフィが昨年に続いて2019年も早期退職(リストラ)やりますよ。今回も、やはり辞めてほしいの生活習慣病MRだって
このブログで何度も伝えているが、オンコロジーMRが安泰と言いたいわけではなく市場における価値を客観的に見る必要があるという事。
MRの仕事についていけなかった人が稀に「MRに領域問わず価値はない」と騒ぎ立てる人がいるが同情しても、そのコメントは相手にしなくて良い。
他の製薬会社が実施した早期退職よりも、セルジーンMRは喜んでいる人が多いと思う。
セルジーンの早期退職は喜んでいるMR多いと思う。
立ち上げ初期メンバーであればストックオプションで株を手にしているはず。
このセルジーン株にはブリストルとの合併に伴ってプレミアムインセンティブが付いている。
そして35歳3年以上がエントリー基準。
退職金プラス特別加算金だけでなく、セールスインセンティブ100%調整や有給買取などもある。
専門領域MRとして転職市場でも価値があるので転職先が見つかりやすい。
ブリストルの中に入るよりも、この早期退職の条件を全て貰って辞めた方が良いって思うMR多いでしょう。
早期退職って悲しい背景が多いけど、稀に大人気早期退職がある。
ファイザーが過去に実施した早期退職が大盛況でした。
この時の早期退職はエントリー基準がなかったので20代、30代MRにとっては宝くじに当たったかのような喜びだったと聞いた。
もちろん、そこに行き着くまでがえげつなかったけど・・・
今回のセルジーンの早期退職はそれと同様とまでは言わないけど、なかなかの人気早期退職になるのではないかと思うわ。
ブリストルとセルジーン が両社で早期退職します。セルジーン にとってリストラじゃなくインセンティブ?のまとめ
同じ領域を主戦場としている会社が合併してら、そりゃー社内のMRが余剰になるわ。
社内のインシデントによる専門MR供給多加による価値の低下をそのまま、市場価値に反映させるのは些か浅はかだと思う。
セルジーンMRは色々はお土産付きの退職金が貰えて専門性の高さから転職先も見つかりやすい。
だったら、喜んで転職するわよね。
完全な対等合併なんてない。
吸収する会社と吸収される会社があり、吸収される会社はやはり冷飯食うことが多い。
個人的には早期退職の実施を喜べるようなMRで居続けたいと思う。
辞めようと思ってから求人を探したり、エージェントに登録するのでは遅い。
日々、順調に働けている状態の時からエージェントに登録して情報収集しておかなければ、このようなプログラムの有効活用も出来ないと思う。
DODAエージェントサービスで転職