仕事を楽しいかで判断するとつまずく日が訪れれると思う話。

みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

みなさん、仕事を楽しめていますか？

多くの自己啓発本や会社のお偉いさん達からこのようなコメントをよく聞きます。

「仕事を楽しまなければダメだ！」

たぶん正しい考え方なんだと思う。

ただ「仕事を楽しむ」という言葉だけが一人歩きしている感じもする。

ちなみに私は色々な環境で15年以上、働いているが仕事を楽しいと感じた事は一度もない。

逆に仕事を楽しいと感じてはいけないと考えている。

今日はこの事について書いていきますね。

仕事を進める時に「楽しい」という感情だけで判断するのは危険だと思う。

仕事をする＝楽しい

このようになれば1番良いと思う。

でも楽しいか楽しくないかで判断すると選択を間違うと思う。

仕事って楽しくない事の方が多い。

自分が楽しいと思う事ばかりやっていては、仕事は一向に進まない。

過去に「仕事を楽しむ」と常に連呼していたMRがいた。

そのMRさんは過去に記事にもしている。

同じ営業所にいた やばい女性MR

仕事である以上、「楽しいか」「楽しくないか」で判断するのでは「やるべきか」「やらざるべきか」で判断しないといけないと感じる。

決して楽しい事ではないが、この仕事をやるべきなので取り組む。

この考えが大切なんだと思う。

楽しくない仕事でもやりきれれば達成感、充実感は得られる。

私は仕事を楽しいと感じた事は一度もないが、達成感や充実感は感じる事がある。

この達成感や充実感は、自分が楽しいと感じる仕事だけを忖度していては得られない感情だと思う。

例え楽しくない辛い仕事であっても進める事で得られる達成感は大きいと思う。

典型的なケースを紹介します。

市場は大きいが怖い医者への訪問。

訪問しても怒られるして楽しくないから訪問しない。

こんな怖い医者に訪問せずに、仲良しで趣味の話で盛り上がれる先生のところに訪問する。

このように「楽しさ」で忖度して仕事をしていけば、楽しく仕事が出来るかもしれない。

しかし、これで仕事が前に進むだろうか？

例え怖い医者で訪問しても楽しくない面会であっても、仕事を進める上では「やらなければならない仕事」ではないか。

きっと楽しくもない、この仕事が前進していったら充実感や達成感はとても大きいと思う。

仕事は目的を持つ事と振り返った時に達成感、充実感があれば良いと思う。

仕事を楽しむと考えるから「自分は楽しめていないからダメなんだ」と感じるんだと思う。

仕事は遊びではないので、楽しい事ばかりではない。

この現実をしっかりと受け止めて働く事が大切なんだと思う。

仕事は楽しいと抽象的な概念に惑わされてしまうから余計、辛くなってしまう。

なので、何の為に働くのかという目的を持つ事が大事なんだと思う。

仮に働く事の目的が「効率的かつ安定的に金を稼ぐ事」であれば、楽しいかどうかは論点ではない。

効率的かつ安定的に金を稼ぐ為であれば、その目的が達成される為に楽しくない事にも取り組めると思う。

そして例え楽しくない仕事であっても、取り組んでその後、振り返れば充実感や達成感は確実に得られると思う。

過去にこんな記事も書いていた。

MRにやりがいを感じられないのは職業のせいではなく自分の考え方だと思う話

仕事を楽しいかで判断するとつまずく日が訪れれると思う話のまとめ

私は「仕事を楽しみなさい」という会社の偉い人達の言葉は信じていない。

現実はそんなに甘くなく楽しくない仕事も山ほどある。

なので楽しい仕事だけをしていては、仕事は全く進まない。

仕事をする上で大切な事は働く目的を持つ事だと思う。

そして、どのような仕事であっても懸命に取り組んで、振り返れば充実感、達成感、やりがいは感じる事が出来る。