MRのやりがい

MRをしていて最近、医者に「ありがとう、助かった」と感謝された話を振り返る。

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みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

昔はDrから「ありがとう」と言われる事が多かった。

「院内イベントの企画から運営までしてくれて、ありがとう。」

「学会の発表スライド手伝ってくれて、ありがとう。」

しかし、これらの事は今は無いですよね。

感謝されるどころか、コロナでMR活動が大きく制限されている中、相手の状況を考えずMR活動してクレームが出ることも多い。

私たちの仕事は基本的には医療従事者の邪魔をする事ではなく、薬剤を通じて医療に貢献する事だと思う。

こんな綺麗な話だけでMRの仕事は成立しない事は100も承知だけど、今日は私が最近、医者に感謝された内容を紹介していきます。

ちなみに大した話ではない。

通常のMR業務の中で当たり前の仕事をしたら感謝された。

このようなシーンに出会すと「MRも医者にとって必要な職業」と感じる事が出来る。




車椅子だった患者さんが、今は自分で車を運転して治療に来てるよ。

ある癌で昨年末から私の担当している抗がん剤の投与が始まった患者さん。

当時はPS3で全身状態はかなり厳しい患者さんだった。

※PS(パフォーマンス・ステイタス)とは患者さんの全身状態を示す指標。

PS0:全く問題なし

PS1:激しい活動の制限はあるが歩行や軽作業は可能

PS2:歩行や自分で身の回りの事は出来るが作業は出来ない

PS3:限られた身の回りのことしか出来ない。日中の50%以上ベッドか車椅子で過ごす

PS4:全く動けない

この指標においてPS3という事はかなり全身状態は悪い。

当時、先生はこの患者さんに抗がん剤治療を続けるのは難しいとも考えたけれども最終的に用量調節をしなが抗がん剤治療をする事は決めた。

そして治療が始まって半年ほどで、腫瘍が小さくなっただけなくPSも良くなったとの事。

治療が始める前は家族に付き添われて車椅子で来院していた患者さんが今では自分で車を運転して1人で来院するまでになった。

私が感謝される事は正直、何一つない。

たまたま私が担当している薬剤を医者が、この患者に適していると判断して処方した話なので、先生が素晴らしいと言う話だと思う。

しかし、この先生は私に対して「あの薬はめちゃくちゃ効いたよ。患者も家族も喜んでいた。ありがとう。」と言ってくれた。

私が何かをした訳でなく、たまたま担当していた薬剤が良く効いたという話だったけど、患者が良くなったと先生に感謝されて純粋に嬉しく思った。

もう一つの先生から感謝された事例を紹介します。

投与に悩んでいた患者さんだったけど文献調べてきてくれてありがとう。投与する判断が出来た。

このケースも大した話ではないんですよ。

ある癌患者さんに少し特徴的な背景があった。

この背景を有した患者さんに私が担当している薬剤での投与報告があるかという質問をもらった。

臨床試験や市販直後調査、使用成績調査などでは報告がなかった。

正確には報告はあったんだけど詳細な情報が無かったので良くわからなかった。

この状況で、1例報告でも良いので使用経験の報告があれば教えて欲しいという相談をもらった。

たまたま国内誌に1例報告のデータが見つける事が出来て、著作権処理をした後に先生に紹介した。

先生から「自分で調べても見つからなかった。大学の知り合いに相談しても無いとしか言われなかったのにありがとう。参考にさせてもらいます。」

私が紹介したデータがあっても無くても結果的には、この患者さんに投与されていたと思う。

しかしデータがあることによって、処方する医者として安心感が得られて良かったと言っていた。

「こんな小さな報告はありません。」と回答する事も出来る中で必死に調べてくれた姿勢に感謝すると言ってくれた事も嬉しかった。




最近、医者に「ありがとう、助かった」と感謝された話を振り返るのまとめ

最近、コロナでMR活動が大きく制限されている中で、製薬会社は医者の状況を考えずに一方的な営業活動を指示している。

毎週メールしろ!

Web講演会の案内状を毎週、郵送しろ!

Web面談しろ!

電話しろ!

この行動の中身についての議論はなく、アクションを打つ事が正義のような指示をしている。

こんな事を繰り返していたらMRの存在は本当に医療の邪魔になってしまう。

しっかりと中身のあるMR活動を心がけたいと思う。

MRとして当たり前の事をするだけで医者から「ありがとう!」と感謝される事もある。

「Web面談して何を伝えるか?」

この疑問の答えを持っていない人は注意が必要だと思う。



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