みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、ポイントサイトのたまるモールで不動産投資の無料面談をしたんですよ。
不動産投資について担当営業マンと喫茶店で面談を小一時間して、話を聞いたら1万円分のAmazonポイントなどがもらえる。
会社によってはもっと高額なポイント付与してくれるケースはある。
当然、本当に不動産投資に興味がなければ承認されないが、喫茶店代も払ってもらい話をするだけで高額なポイントがもらえる。
この不動産投資面談が終わった後に、ある大学の教授にアポイント面談をしました。
そこで感じた事がありましたので、今日はこの事について書いていきますね。
教授面談でガイドラインの内容や今後の治療について1時間教えてもらった。
ある大学の教授にアポイント面談をしました。
この教授はある癌の診療ガイドラインの作成メンバーです。
今回、ガイドラインの小改定があったので、内容について教えて欲しいという趣旨のアポイントをいただき面談した。
1人のMRに対して、この教授は1時間以上、時間をかけて説明してくれた。
なぜ、ガイドラインがこのような記載になったのか。
このような記載になった時にガイドラインメンバーでどのようなディスカッションがあったのか。
ガイドラインには書かれていない臨床課題はどう考えるべきか。
面談が終わった時には私のメモは3ページ以上のボリュームになっていた。
別に私に1時間、教授が講義しても1円にもならない。
それでも、とても丁寧に説明してくれた教授は本当にありがたいと感じた。
教授までなってもこのような奉仕の姿勢を貫き通す医師という職業は本当に尊敬する。
医者は本当に尊敬する。仮に自分に学力があっても絶対に出来ない職業だと思った。
薬屋の営業マンという部外者に対して1時間、無償で最新のガイドラインについて講義してくれる教授。
自分が逆の立場であったら到底出来ない事だと思う。
講義代がもらえるのであれば良いが部外者に話してもメリットがないと感じてしまう。
不動産投資の面談をして1万円分のAmazonポイントを貰って喜んでいた自分が恥ずかしいと思いつつも、簡単に真似できない事だと思い改めて医者を尊敬した。
それと同時に、教授から教えてもらった正しいガイドラインの解釈をしっかりと身に付けて自己研鑽しなければならないと身が引き締まった。
医学者の話が無料で聞けるMRという職業は凄くラッキーなのかもしれない。
MRは医者と話をする事は日々の業務なので、当たり前の事と感じてしまう。
しかし他の営業とMRの大きな違いは顧客の専門性だと思う。
車にしても家にしても基本、営業マンの方が知識が豊富で顧客は営業マンから教えてもらいというスタンスだと思う。
しかしMRは違う。
顧客の方が遥かに知識が豊富な専門家だ。
なので、MRが何かを紹介しても、それ以上に医者から教えてもらう事の方が格段に多い。
医学者という、患者にでもならない限り日常であまり接点を持つ事ない職業の人達に日々、面会出来て無料で医学について教えてもらえるMRって、とても恵まれた職業だと感じた。
医者と無料で面談できて色々と話を聞けるMRってとても恵まれた職業なのかもしれない話のまとめ
私は医者という職業を選択した人達を本当に尊敬している。
もし仮に私が医学部に入れるほどの学力があったとしても選択出来ないと思う。
医者になっても勉強し続けなければならない。
医療に土日や定時という概念はない。
夜勤や当直がある。
間違いが許されない責任の重さ。
やっている仕事に対して得られる報酬が格段に安い。
そしてMRという部外者に対しても懇切丁寧に話をしてくれる奉仕の姿勢。
本当に凄い職業だと思う。
そして、この医者という超専門の職業の人達の話を無料で聞けるMRという職業はとても恵まれていると感じた。
だからこそ、自分よがりな考えで医者の業務を妨害してはならない思ったし、せっかく面談の時間を作ってくれたのなら失礼が無いように医者とある程度のディスカッションが出来るまでの知識が必要だと感じた。