みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
最近、MR界隈に明るい話題ありませんよね。
年々、減少するMR数や繰り返される各社の早期退職でMR不要論を実感する機会が増えた。
この現実を理解している上でもし、あなたが大学生に戻れたら再びMRという職業を選択しますか?
私の結論を先に書いておく。
違う仕事も見てみたいがなれるものならMRを再び選択したい。
職業に求める事は何なのか?好きな事、報酬、安定、やりがい・・・
仕事を選択するときに何が要因になるのか?
1日24時間あり睡眠が8時間だとすれば、活動する時間は16時間。
1日の労働時間を8時間と仮定すれば人間の活動時間の約50%は仕事をしている。
1日の大半を仕事に費やすのであれば、好きな事を仕事にしなければならないという意見がある。
正しいようで正しくない話。
私の友人で好きな事を職業にして不幸になった人がいる。
彼はゴルフが好きで、プロにはなれなかったがゴルフ場でコーチをしている。
自分の好きなゴルフに携わった仕事で出来て幸せとはならないらしい。
ゴルフをスポーツとして楽しむのが好きなだけで、ゴルフを職業にしていも楽しくないと言っていた。
結婚して子供もいるが年収が300万円に満たないので、休日はゴルフ場でキャディーのバイトもしている。
土日は当然仕事で子供学校行事に参加出来ない事が多い。
ゴルフをプレイするのは楽しいがゴルフを教える事は全く別問題と言っていた。
彼は可能であれば職を変えたいが今更、サラリーマンも出来ないし今の仕事を続けるしかないと嘆いていた。
なので好きな事を仕事にすれば必ずしも幸せになれるとは限らない。
働く以上は、報酬はとても大切になってくるし家庭を持てば家族と過ごす時間が確保できるかも大切なポイントになる。
大学生に戻れたら専門性の高いスキルを身に付けて働くのも良いが・・・
もし自分が大学生に戻れてMR以外の職業に就くとなれば専門性の高いスキルを身に付けて働いてみたいと思う。
専門性の高いスキルと言ってもITスキルなどではない。
少し話が逸れるが、MRに将来性がないからという理由でプログラミングの勉強をして未経験のIT業界に転職した人がいる。
ちょっと勉強したプログラミングスキルで将来性があるのか?
私の知人で有名国立大学を卒業してSEとしてNECに入社して人がいるが3年前にリストラされた。
また自分の学力を完全に棚に上げた話をすれば、医者になりたいとは思えない。
私は医者という職業を選択した人を尊敬している。
金や地位だけで務まる仕事ではない。
忙殺的な業務量、責任の大きさ、終わりのなり勉強研究、これらい比べて得られる報酬が圧倒的に少ない。
先日、医者と雑談をしていたに言われた事は「金持ちになりたければ医者は選ばない。」と言っていた。
全くもってその通りだと思う。
話を戻して自分が大学生になったら職人のようなスキルを高めたいと思う。
でも職人の道は険しいし、報酬、時間などのトータルバランスを考えたら大変だろうな。
大学時代の友人でパン屋で成功している人がいる。
パン作りを極めつつ、高級路線のコンセプトも良く、コロナ禍でもネット販売などの臨機応変な対応で繁盛している。
このような成功者を見ると自分もチャレンジしてみたいという気持ちになる。
将来安泰な職業は無いと考えて良い。その中で考えたらMRは優良な職業だと思う。
将来性のある職業って何があるかのか?
やりがいのある職業は何なのか?
トヨタでさえ終身雇用が難しいと公表している現在で安泰な職業など存在しないと思う。
そして、やりがいは自分の中で見つけるものであって、仕事がやりがいを与えてくれるものでは無い。
ゴミ拾いでもトイレ掃除でも本人の受け取り方でやりがいは見つかる。
MRにやりがいを感じられないのは職業のせいではなく自分の考え方だと思う話
製薬業界は現在変革期にある事は間違いない。
20年〜30年前の製薬会社が悪い事をいっぱいやっていて、そのツケを関係の無い今の社員に強いられている事は確かだと思う。
でも、この世から医薬品がなくなるのか?
製薬業界は客観的に見て、優良な業界である事は間違いない。
そう考えれば、例え大学生に戻れても再びMRという職業を選択しても間違いではないと思う。
MRとして通用せずに、はじき出された人間が負け惜しみのようにいう「MR不要論」に惑わされてはいけない。
確かにMR減少は当分続くが、その中でも活躍できるMRになる為に、生き残れるMRになる為に、を考えて行動すれば幸せな生活が待っている確率が他業界よりも高い。
もし大学生に戻れたらMRという職業を再び選ぶか考えるのまとめ
人生の選択は選ばなかった道がどのようになっているかは分からない。
もし自分が大学生に戻って職業を選択する岐路に立ったとき、再びMRという職業を選択するか?
確かに他の職業を選択してみたい気持ちはある。
しかし客観的に考えて再びMRという職業を選択する可能性は大いになる。
そもそも、今はMRになるのはかなり狭き門になっているので、なれるかは別問題だ。