MRのお仕事 MRのつらさ MRの接待

MRの接待が無くなって働きやすくなったけど、あの時代をたまに懐かしく思う話

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みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

10年以上前はMRという職業は医者の奴隷になり、接待だらけでハードな職業と考えられていた。

その後に様々な規制が入ってきて事実上、接待は出来なくなった。

接待が無い今は、働きやすい環境になって女性MRの人数も年々増えている。

過去が良かったと言いたい訳ではない。

倫理的な観点では接待がなくなって当然だと思う。

今日はその前提のもとに、接待全盛期の凄かったな〜って話をしていきます。




2000年代は接待で平日夜と土日が結構埋まっていた。

当時の私は生活習慣病担当の開業医MRでした。

「医者と遊ぶ」=「仕事」と明確に定義されていた環境だったわ。

医者と遊んでいた内容と言えば

・食事

・フットサル

・マラソン

・テニス

・ゴルフ

・ボウリング

・麻雀

・プレステ

・ゴルフ

・旅行

・釣り

・登山

当時、私は20代独身ということもあり、頭数が足りない時には必ず声を掛けられていた。

平日5日間の夜に全く医者との遊びが入らない週は無かった。

週末(月に8日間)のうち最低2〜3日は医者と遊んでいた。

結婚して子供もいる今、当時のように振舞えと言われたら、たぶんMR辞める。

20代の独身だから、やれた事だと思う。

接待全盛期に、結婚して子供がいるようなMRは本当に大変だったのではないかと思う。

営業所会議でミシュランガイドが支給された。

ミシュランガイド東京が2007年に初発売された時の話。

営業所会議で所長がMR1冊ずつ配布していた。

このガイドを持って、医者と「次どこいきますか〜」と診察室でよく相談していた。

行ったことのあるお店に印をつけて、スタンプラリーのように使っていたわ。

私はそこまで経費使うMRでは無かったけど、それでも半年で70〜90万円は交際費を使っていたと思う。

当時の会社はMRだけで接待すると単価が@20,000円だった。

しかし所長がいれば@30,000円までアップ出来たので1次会は所長と同席の食事をして2次会は所長を帰らせて医者と2人で倶楽部(着物の女性がお酒を作ってくれる店)という流れがスタンダードだった。

私は酒が結構強かったので飲食接待は自分の武器になっていたけど、下戸の人は本当に可哀想だった。

体質で酒が飲めないという仕方ない事にも関わらず、それだけで「仕事が出来ないMR」扱いを受けていた。




徹夜麻雀時の寿司代やゴルフのプレー代も全て経費で落ちていた。

当時、担当していて麻雀仲間の開業医は木曜休診日だった。

なので水曜夜は、医者の家で徹夜麻雀。

麻雀を打つだけなら金は掛からないだけど、夜食で食べる寿司の出前を毎週経費で落としていた。

そして木曜の明け方まで麻雀して、そこから帰宅して夕方まで寝るというスケジュールが水曜夜から木曜日のルーチンだった。

ちなみに所長公認。

ゴルフも当然、経費で医者のプレイ代と自分のプレイ代を落とす。

昼食とプレイ後に酒を飲むのでゴルフ場までは医者と一緒にタクシー。

プレイ代、昼食代、プレイ後の飲み会全て経費。

そして、週末であれば休日出勤手当て(1万円)と日当(3000円)まで付いてくる。

送迎付きの無料ゴルフをして、昼夕の食事もついて、13,000円の手当も支給される。

振り返ると王様にでもなったような対応だと思う。

当時は「これが優秀なMRのやるべき仕事」と言われていた。

病に苦しむ患者が支払った3割の薬剤費と7割の税金を、こんな形で使っていたって誰がどう考えても間違っている。

しかし上記の接待は違法な事を何一つしていない。

むしろ医者と遊ばない(交際費を使わない)MRは仕事が出来ない奴として所長から叩かれていた。

これが製薬業界の本質なんだと思う。

今は規制が入ったから、どの製薬会社も接待はしていないけど規制がなければ倫理的に間違っていても接待は今でも繰り返されていると思う。

接待全盛期に「MRをしている」と他人に言うと「大変な職業ですね」と良く言われた。

少なからず、この時の印象はまだ残っているので「MRは大変な職業」という人を見るし、テレビドラマなどで描かれるMR像って大抵、品がない。

MRの接待が無くなって働きやすくなったけど、あの時代をたまに懐かしく思う話のまとめ

正誤で考えれば当時の接待は100%誤ちだと思う。

当時は会社の金でだいぶ遊んだ。

会社の金でゴルフも覚えたし、プライベートでは絶対に行かない高級レストランに毎週のように行っていた。

当時の私は会社から言われるがまま「医者と遊んだMRは優秀」という評価を信じて止まなかった。

あの時代に「経費は患者が払った薬剤費と国民の血税だから遊びで使うのは間違っている」と主張したら、頭おかしいMRと言われていたでしょうね。

薬剤選択の理由が「接待」と知ったら患者はどう感じるんだろうね。

接待がなくなった事でMRQOLも向上したし、建前上の倫理観も保たれる。

でも規制があるから接待やらないって言うのが本音なんだと思うよ。

規制がなければ各製薬会社は今でも接待を繰り返していると思う。

長年この業界にいるけど製薬会社の本質は変わっていないと日々感じる。

規制が入ってダメと言われてから接待をしなくなっても本質的な自粛にはなっていないと感じる。



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氏名:ゆうま
職業:大手製薬会社でオンコロジーMR
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家族:妻・坊主
趣味:副業 子供に遊んでもらう