みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
今回の新型コロナの影響で他業界では店舗の閉鎖、倒産、リストラの話が上がってきていますね。
しかし製薬業界は他業界に比べれば影響は受けづらいと言われている。
現に新型コロナで業績が著しく低下した製薬会社はあまり聞かない。
しかし、ジリ貧な経営状態の製薬会社が業績回復した訳でもない。
そんな会社が本来、春頃に募集をしようと考えていた早期退職をこのコロナ収束に合わせて再開してくるのではという話をしていきます。
2020年の目立った製薬会社の早期退職を振り返ろう
今年に入って大きく報道された早期退職は3社だと思う。
ブリストルとセルジーン が両社で早期退職します。セルジーンにとってリストラじゃなくインセンティブ?
ノバルティスオンコロジーの早期退職を見た生活習慣病MRは何を感じるのかを考える話
ブリストルがセルジーン買収に伴って両社で早期退職を募集しましたよね。
そしてノバルティスがオンコロジーの早期退職。
専門領域の対象に早期退職を募ったのが話題になりましたよね。
その他、主だった早期退職はあまり聞こえてこない。
MRの削減が終わったと思いますか?
国内中小製薬会社の決算報告を見ると、このままでは潰れちゃうんじゃないかと心配になる。
先日、各国内製薬会社の決算発表がありましたよね。
明らかにヤバい感じの製薬会社もあったと思いませんか?
苦戦している製薬会社が発表する事として
・長期収載品が後発品に切り替わった影響が大きい。
長期収載品が後発品に切り替わるのは理由になっていないでしょう。
自社品構成における長期収載品の割合が大きい事がそもそも問題でしょう。
長期収載品を未だに売上の核として位置付けている時点で厳しいと思う。
・今後はパイプラインを充実させていく。
このコメントは全く意味を成していない。
「一生懸命頑張る」という感情論みたいなもんでしょう。
現時点で新薬の目処が立っておらず、今度パイプラインが充実したら良いという願望では経営は良くならないよね。
パイプラインを充実させる為に昨年、企業買収を実施したなどの具体的な話になっていなければ早急な経営改善にはつながっていかないでしょう。
このように経営状態が芳しくなく、将来性も乏しく、最近大きな早期退職を敢行していない製薬会社は近い将来、早期退職を実施すると思いませんか?
早期対象退職(リストラ)が募集されてから動いても遅い遅い
早期退職の募集が開始されてから、エージェントに登録して情報収集をする。
それから履歴書と職務経歴書を作り出す。
このタイムラインで間に合うと思いますか?
募集される前からエージェントに登録して業界動向や自分の客観的な価値を把握する。
履歴書と職務経歴書を担当エージェントに添削してもらい磨き上げておく。
この状態に持っていくのにかかる、お金は0円。
自分のやる気だけでここまでの環境は整う。
この準備がしっかり出来ている人が、次の会社が見つかりやすいし、良い条件で移籍が出来る。
実際、早期退職に乗るかは別としても業界内の情報や自分の客観的な価値を確認する作業は今の時代、全MRに必要な行動だと思う。
緊急事態宣言解除したし、そろそろMRの早期退職を募集開始しようと思っている製薬会社がありそうだと思う。
そろそろMRの早期退職を募集開始しようと思っている製薬会社がありそうのまとめ。
2020年は専門領域の早期退職は発表されたけど、あまり目立ったものはない。
でも今年の国内製薬会社の決算発表を確認すると絶対絶命な会社も存在しますよね。
このような会社に勤めているMRは近い将来、早期退職が募集されるかもしれない。
また過去を見ても経営状態が良い今だからあえて早期退職に踏み切った中外製薬や塩野義製薬もある。
このような状況を考えても将来のリスクヘッジの為にエージェントに登録して情報収集と自分の客観的価値の確認を確認する作業が大切。
転職なんて考えていないMRも経営状態が良好な製薬会社に勤めているMRも全てのMRが情報収集する事は必要だと思う。