MRの今後

コロナ禍で売上が変わらない専門MRより生活習慣病MRの方が存在価値があると言う妄想

投稿日:2020年6月1日 更新日:

みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

コロナ禍で3月4月5月はほぼMR活動は出来ていないでしょう。

この状況で、生活習慣病MR君が面白い事を声高々に言っていたので今日はこの事について書いていきますね。




MRの存在価値を考えた時に何もせずに売れる専門領域MRより生活習慣病MRの方が価値がある!?

真意は分かりませんがドヤ顔で話していたのでボケで言っている訳ではなさそう。

この生活習慣病MRの主張。

抗がん剤などの専門領域の薬剤はMR活動してもしなくても売上が変わらない。

MRがいなくても売上が変わらないのであれば存在する価値がない。

それに対して生活習慣病MRの活動は売り上げに直結する。

なのでMRとしての価値は専門領域MRよりも生活習慣病MRの方がある。

こんな主張をされておられました。

ギャグで言っている訳ではなさそうなので解説していきます。

生活習慣病薬を営業力で売り上げ確保している事こそが愚の骨頂。

営業力で売り上げを確保する。

このジビネスモデルに本当に存在価値があるのだろうか?

ちなにみ国はもとより各製薬会社は、その価値観は持っていないし少なくとも理解している。

生活習慣病MRの営業力(人間関係構築)で処方が決まってしまったら患者にしたら、たまったもんじゃない。

病気を治す為に必要な薬は、その患者にとって1番、有用な薬剤が選ばれなければならない。

なので営業力で薬を使わせる行為は倫理的観点で間違っている。

ちなみに、Aという薬とBという薬がその患者にとって全て(効果、副作用、価格)同等であれば営業力が必要と一見考えてしまうがそれこそ大きな間違い。

どっちを使っても同じであれば人件費が掛かっていない薬を使った方が日本のためにも医療資源の観点でも正しい。




専門領域MRが優れている訳ではない、そして安泰と言いたい訳でもない。でもね、

何度もブログて書いているけど、専門領域MRが安泰な訳ではない。

しかし、例えば抗がん剤。

基本的には抗がん剤は進行癌で余命宣告を受けた患者に投与する薬。

処方する医者もかなりの神経を要する治療。

そしてほぼ100%副作用が起こる。

副作用のフォローが必ず必要になる。

そして癌治療は日進月歩で発展している。

Dr自身もそれを理解しているから「こんな患者に投与を検討してるけどデータある?」などの相談をもらう事が多い。

そして専門領域の薬剤は全例調査が義務付けられるケースも多い。

生活習慣病MRは全例調査と使用成績調査の違いは理解されているだろうか?

少なからず、どっちを使っても変わりがない薬に人件費を投入してビジネス展開している領域よりかは専門領域MRの方が医療現場でやるべき事がある。

生活習慣病MRは一部の意味不明な発言に惑わされていけない。

「生活習慣病MRこそがMRとして存在価値が発揮できる」

こんな偏った考えを鵜呑みにする人はいないと願いたい。

決して生活習慣病薬を担当している人間そのものを否定している訳ではない。

生活習慣病MRで培ったコミュニケーション力は自分にとって大きな武器になる。

頑張れば良いのではなく、頑張る場所を間違えたら意味がない。

頑張っても、頑張る場所を間違えたら何の意味も無い話

客観的に生活習慣病MRの現状を理解する事が大切と伝えたい。

そして先日、私のジビネスパートナーである、もってぃーの記事も参考にしてほしい。

もってぃー寄稿「生活習慣病薬の開業医担当MRで輝くために大切な事」

タイミングだけは見誤らずにいてほしい。




コロナ禍で売上が変わらない専門MRより生活習慣病MRの方が存在価値があると言う妄想のまとめ

MRが活動自粛になっても専門領域MRは売上が変わらない。

そんなMRには存在価値がなく生活習慣病MRこそが存在価値がある、だって。

ちなみに専門領域MRになっても人間関係はとても大切ですよ。

顧客と良好な人間関係を築いて円滑にコミュニケーションが取れないと、聞きたい事も教えてもらえないし、伝えたい事も聞いてくれない。

なので生活習慣病MRが長年培った営業力(人間関係構築)というスキルは専門領域MRになった時に大きな武器になる。

その自信はぜひ持ってもらいたい。

間違っても、今いる場所こそが存在価値があるなんて偏った意見に流されないように。

私の心配しすぎかな。

そんなの誰もが分かっているよね。
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