みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、公開しているgmailに読者さんから質問をいただきました。
「ゆってぃーさんが転職を決断する時に最後に考える事はなんですか?」
なかなか難しい質問でしたが私見を回答させていただいました。
今日は、その内容をみなさんにも共有していきたいと思います。
キャリア形成を考えた時に普通は他者依存が必要だが転職だと自分の力で手に入る。
例えば自分が28歳で地方の生活習慣病薬を扱う開業医担当MRだとする。
その時に専門領域MRになりたい、大学病院担当になりたい、都心のど真ん中を担当したい、というキャリアを考えたとする。
上司と面談して自分の希望を伝えても必ずとも叶うとは限らない。
そんな風にキャリアを考えるMRは社内に多くいるでしょう。
バランスや忖度、上司のパワーなどによって異動は変わってくる。
今の会社に38歳の先輩がいるが、新人の時から15年以上首都圏勤務の希望を出しているが一度も叶わないと嘆いていた。
自分のキャリア希望を叶えるためには直の上司である所長だけでなく人事権を持っている支店長まで抑える必要がある。
「頑張れば報われる」
「頑張れば誰かが見てくれている」
と言うのは綺麗事すぎるでしょう。
頑張る事は当然で、それを人事権ある人達の所まで届かなければ意味がない。
そして同じキャリア希望の社内MRよりも高い評価を受けないとその希望は叶わない。
このようにキャリア形成を他者に依存している状態だとタイミングを逃してしまう事が間々ある。
35歳で大学病院も担当していないのであれば、可能性がある30歳のMRに大学担当をさせた方が可能性が大きいと考える会社は多いでしょう。
MRのキャリアを考えた時には35歳になってから初めて大学担当しても遅い。
ただキャリアは自分の希望通りに叶うとは限らない。
しかし転職であれば、自分の行動で希望のキャリアが手に入る。
・オンコロジーMRになりいたい。
・大学病院担当MRになりたい。
・都会のど真ん中を担当したい。
このように考えた時に転職であれば事前にオファーレターで確認する事が出来る。
私は社内のキャリアアップと転職のキャリアアップを併用して今の位置にいると考えている。
もし、社内のキャリアアップだけだったら今の生活は出来ていないと感じている。
内定が出てオファーレターを受け取って転職を決意するまでの流れ
キャリアアップの為に転職活動をする。
そして内定が無事に出てオファーレターを受け取る。
例えば領域はオンコロジー、額面1000万円で勤務地は東京、職位は係長。
このようなオファーレターを受け取って、何も考えずに転職を決意する事はない。
今の会社の良い点、悪い点、現状の評価、待遇、次の会社の良い点、悪い点、内定時の評価、待遇などを全部、1枚の紙に書き出す。
そうすると意外と感覚的に考えていた部分が明確になって分かりやすい。
特に福利厚生は微妙に会社によって異なる部分があるので書き出して比較する事が重要。
そして転職には明確なメリットがないといけない。
今の転職活動では全ての希望を叶えるのには限界があると思う。
生活習慣病MRからオンコロジーに転職するのであれば、年収がスライドでも勤務地が希望と違くても仕方ない。
代わりに未経験からオンコロジーに転職出来る明確なメリットがある。
そして私は「転職してから3年間は全国ビリの成績になっても入社したいか?」という問いを自分に出して考える。
3年間、例え冷飯を食べたとしても入社するメリットがあると感じられた時に入社を決意する。
読者さんからの質問「ゆってぃーさんはMRの転職を決める時に最後どのように決断しますか?」のまとめ
サラリーマンが自分の将来やキャリアを考えた時に他者依存しなければならない。
コツコツ頑張れば全員、思い描くキャリアに進める訳ではない。
上司に面談の度に自分の希望を言い続けて早10数年という話は良く聞く。
私が転職を良いと考える大きなポイントは他者に依存せずに自分のキャリアが描けるから。
私はサラリーマンとして他者依存のキャリア構築と転職という自らの決断でキャリアを築き上げてきた。
32歳の時点でオンコロジー、年収1000万円、大学病院担当、管理職MRは手に入れていた。
きっと1つの会社で他者依存しながらキャリアアップしていたら32歳でここまでは行けなかったと思う。
転職を決断する時に考える大切な2つのこと。
①今の会社と新しい会社の良い点、悪い点、不安点、評価、期待などを対比しながら紙に全て書き出す。
②転職して3年間は全国最下位の順位であっても転職したいか考える。
私は最後はこの2つ分析をして転職をしています。
自分の行動で自らキャリアを描くのは、とてもモチベーションが上がる。
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