MRの今後

新型コロナが収束したら製薬会社は?MRは?どうなるのか考える話

投稿日:2020年4月19日 更新日:

みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

いつまで続きますかね。

GW明けから今まで通りの世界に戻る事はほぼないでしょうね。

夏まで?少なくとも年内は続くと言っている人もいる。

いずれにしろ、もうしばらくMRの在宅勤務は続くでしょう。

今日は、いつになるかは分からないけど長期間、活動自粛していた製薬会社やMRが収束後にどのようになるのかを考えていきたいと思います。




コロナ感染時にMRが来なくても問題なかったからMR不要論が加速する?

MRが病院に来なくても医療従事者側からしたら問題もなかったから、やっぱりMRは不要でしょう。

なのでコロナが収束したらMR削減が加速される!?

MR削減という結末には違いはないんだけど、もう少し過程があると思う。

医療機関にMRが来なくても困らないなんてコロナ関係なく言われていた事でしょう。

それでも人海戦術して大量のMRを病院に送り込むことによって利益を得ていたのが製薬会社のビジネスモデル。

この前提で考えたら医療機関にニーズがあろうがなかろうが製薬会社はMRを大量に送り込み続けると思う

ここで考えなければならない事はコロナが収束しても医療機関が訪問規制を掛けたままでMRの訪問を受け付けないケースが出てくるという事。

製薬会社は大量のMRを病院に送り込みたいけど病院の訪問規制が厳しいままで訪問出来ない。

例えば今までは1日10軒訪問していたMRが1日2軒しか訪問出来なくなる。

1日2軒しか訪問出来ないのであれば今の人数は不要になる。

結果、MRを削減する。

結果としては「MRが削減」される事に間違ないんだけど、このように理由と時期が異なる。

MR不要論から削減されるのではなくMR不要論なんてとっくに自覚してるけどMRを大量に医療機関に送り込めば金儲けが出来る。

このロジックが崩壊する事によって、MRが削減される。

医療機関の訪問規制が厳しくてMRを大量に医療機関に送り込む事が出来ずにあぶれるMRが出てくるから削減する。

なのでコロナ収束後、即に削減を加速されるよりは少しタイムラグがあり、どうにか医療機関に訪問しようと企むも結果、訪問出来ずに削減されるので収束後1年くらいしてから削減が加速されるんじゃないかと予測する。

生命関連品の医薬品を取り扱う製薬会社はコロナは追い風?逆風?

目先の事を考えたら大きな影響はないでしょう。

コロナ感染が怖いから薬をもらわないという事はないと思う。

逆に新型コロナの治療薬開発するなどのプレスリリースが発表されれば企業価値が高まり株価は一気に上がる。

しかしながら良い事ばかりではないでしょう。

治験の進行が遅れ出したのは、かなりのピンチだと思うよ。

臨床試験のエントリーが思うように進んでいないというニュースも数社既に発表している。

治験が遅れれば発売される時期が遅れる事になる。

薬には特許期間があるので1年発売が遅れれば後発品がない時期が1年短くなる事を意味する。

医薬品の特許期間と開発品から製薬会社の将来を予測する

延長申請などもあるけど一般的には特許を申請してから20年という期限がある。

特許期間は発売からの期間ではなく化合物に対して申請してからカウントダウンが始まる。

なので発売が1年遅れるって事は最終的に得られる利益が大きく減ってしまう事を意味する。

また直近の話で言えば、慢性疾患の薬剤を定期的に処方されている患者は1回あたりの処方数を増やして来院回数を減らしている。

結果、今までとは発注のサイクルが異なっている。

この目先のサイクルのギャップに、うろたえる管理職が増えてくる。

「発注がないから他剤に切り替わってしまったのかしれない!今すぐ電話して確認しろ!」みたいな。

そして2月くらいから健康診断の実施率が格段と下がっていると言われている。

健康診断を受診しないという事は病気が見つからないので直近では新患が減って薬剤の売り上げが伸び悩む事はあると思う。

そして健康診断で早期診断がされずに進行した病気が後から発見される事になる。

癌の話で言えば早期で発見できれば手術適応だった患者が発見が遅れて手術不能になり延命の為の抗がん剤治療からスタートされる事もあるでしょう。

そうなればキチガイMRが「候補症例発見!」と歓喜するんでしょうね。

鎌田實先生著「がんばらない」を読んでも「候補症例確認しました!」と冷酷なメールをまだ出来るか?




新型コロナが収束したら製薬会社は?MRは?どうなるのか考える話のまとめ

MRが絶対的に必要な存在ではない事は以前からずっと言われていた事。

それでも人海戦術で医療機関にMRを送り込んで利益を確保していた。

その中でコロナが収束しても医療機関がMRの訪問規制を今まで通りにはしないと思う。

結果今までのようにMRが訪問出来ない。

なので、やる事なないMRが削減されていく。

人海戦術で日々病院に訪問しているMRってどんな領域でしょうね。

既に明確よね。

そして所長達はコロナの影響で薬剤の発注サイクルが狂った事に右往左往するんだと思う。

製薬会社として考えてもコロナの影響で臨床試験が遅れる事は特許期間の短縮を意味するので結果的に大型製品であれば何百億円という損失に繋がりかねない。

また感染流行で健康診断の受診が下がり病気が進行した状態で発見される事も増えてくると思う。

そしたらキチガイMRが「候補症例確認しました!」と歓喜するんでしょうね。



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