みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
「MRとして生きていくためには専門性を身に付けなければならない」と何度も記事にしています。
今日はそんな将来性などの難しい話ではなく、単純に生活習慣病MRからオンコロジーMRになったことによって軽減されたストレス要因について書いていきますね。
生活習慣病MRからオンコロジーMRに転身して軽減されたストレスNo3「訪問ネタの創出」
生活習慣病治療薬って新しいデータはほとんど出てこない。
医者も情報をあまり求めていない。
なので生活習慣病MRで開業医を担当すると世間話をして最後に「○○錠もまたお願いしま!」と製品コールをして終了っていうのがスタンダードな訪問になりがち。
世間話を受け入れてくれる医者はそれでも良いと思う。
しかし勤務医などの忙しい医者や、世間話を好まない開業医などに定期的に面会するネタを創出するのが大変だった。
しかしオンコロジーMRになってから訪問のネタに困った事はほぼない。
常に新しいデータが出てくるし、投与されればほぼ100%副作用が発現するので患者フォローだけでも十分、訪問ネタになる。
生活習慣病MR時代よりもオンコロジーMRになった方がアポイントの取得率も格段に上がったと思うわ。
生活習慣病MRからオンコロジーMRに転身して軽減されたストレスNo2「卸、MSとの関係」
生活習慣病MR時代は卸やMSとのしがらみって面倒だった。
「毎朝、卸に行ってMSに挨拶する」この作業がめちゃくちゃ嫌だった。
「なんで毎朝、卸に行ってMSにペコペコ頭を下げないといけないのだ」と考えていた。
MSはジビネスパートナーとして対等に付き合うのであれば、まだしも勘違いして偉そうな態度を取ってくるMSって少なからずエリアに複数人存在した。
また卸施策なるものが毎月あり「このエリア何十軒にこの薬剤を納入したら、いくらキャッシュバックする」などと言ったキャンペーンが製薬会社から卸に出される。
この施策は卸の利益の為にMSがやるべき仕事であるにも関わらずMRに毎月必ず協力依頼がくる。
このMSとの関係性は本当にストレスだった。
オンコロジーMRになってから卸に訪問する事はまずないし、新規採用の時にMSと話をする事はあっても基本的に協業する事はない。
生活習慣病MRからオンコロジーMRに転身して軽減されたストレスNo1「数字の詰め」
これは本当に素晴らしい。
数字の詰めはMRの仕事をしていく上で1番のストレスと言って良いでしょう。
細かくは過去の記事を確認してみてね。
月末の数字の詰め(発注の前借り)をいまだにやってる製薬会社って
要は「押し売り」みたいなもんよ。
医療機関も患者も絶対に喜ばないしメリットがない「数字の詰め」を生活習慣病MRはしなければならない。
稀に専門領域MRしか経験のない人が「こんな意味のない事はしなければ良い」とか言うけど、かなり強い業務命令として降りてくるので「やらない」という選択肢はないのよね。
私が生活習慣病MR時代の決算月に支店長から「今月は詰めるので来月通常の売り上げ実績を出したMRは評価を下げます。来月は実績0を目指す気持ちで詰めなさい。」って内容のメールが赤字でフォントを大きくして送られてきたのは鮮明に覚えているわ。
この数字の詰めという悪しき習慣がオンコロジーMRになってからは一度もやった事ないし、やれと指示された事がない。
生活習慣病MRからオンコロジーMRに転身して軽減されたストレスTOP3のまとめ
MRの将来性とか難しい話じゃなくて純粋に生活習慣病MRからオンコロジーMRに転身して解放されたストレスは多いと思う。
確かにオンコロジーMRの勉強は大変なのかもしれないけど数字の詰めがなく、MSとのしがらみがなく、訪問ネタに困らないMR活動は幸せだと思う。
これらのストレスから解放されるのであれば、文献を読むくらい屁でもない。
しかも翻訳サイトなどが充実している昨今においては、そもそもそれすらストレスにならない。
MRという仕事にストレスを抱えている人はオンコロジーMRになる事で解放されるストレスも多いことに早く気づいて欲しい。