みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
ブログやツイッターで私見を発信していると稀に雑誌や医療業界のコンサル会社から取材させて欲しいというお仕事の話をいただきます。
先週も久々に医療業界のコンサル会社から取材依頼を受けてお話してきました。
この取材のお仕事を受けて、改めてMRとして日々、医者と面談している事について考えさせられた事がありましたので、今日はそのことについて書いていきますね。
MRブログを2年半運営していると稀に取材のお仕事をいただく事がある。
MRなんて全国に約6万人いるんだから、卸の前で出待ちしていれば容易にMRとコンタクトをとる事が出来ると思う。
ただ「どのようなMRなのか?」「どのような考えを持っているMRなのか?」と言ったところまで分かるMRはまずいないとの事。
その時に、雑誌社やコンサル会社が見るのがMRがやってるブログやツイッターなどのSNSなんだって。
今回も私のブログに辿り着いた、ある会社からメールで問い合わせをいただき取材を受けました。
守秘義務契約を結んでいるので細かくは言えないけど、MRについて話をしただけ。
もちろん労務契約を結んでいるので、この取材を受けて話したら謝金が発生する。
私の経験や考えには金銭的な価値があると評価してくれている事がなんだか純粋に嬉しかったけどね。
MRとして大学教授にアポをもらい様々な話を聞いても無料。
私のしょーもない経験談や私見に対して金銭を払う企業が存在する。
対してMRが医学者のトップに君臨する大学教授などに様々な話を面会で聞いても金銭が発生しない。
この現実を客観的に考えると違和感に感じる。
やっぱり医者という職業の人達は尊敬に値する。
最先端な治療の話、ガイドライン作成の秘話、本当の意味での名医などを無料で教えてくれる。
MRという仕事をしていると当たり前になっているけど、純粋に凄い事だと思う。
医学者のスペシャルな話を無料で聞く事が出来る。
私が医者だったら「職場に薬屋の営業(MR)が押し掛けて根掘り葉掘り質問してきて時間も拘束される上で報酬もない。ウザい。。。」って考えてしまう。
やっぱり医者って職業は奉仕の精神がないとやっていけないだと思う。
「金が目的なら医者という職業は選ばない方が良い」って言葉は本当にそう思う。
医者=金持ちと考えている人は多いと思う。
しかしMRをしていると医者の激務ぶりを理解している。
様々な規制が引かれているので講演謝金も他の芸能人や文化人の講演に比べれば格段に安い。
医者が専門的な知識と経験をMRに話しても金銭は発生しない完全ボランティア。
努力、日々の業務の量と得られる報酬を感間みると全く割が合わない。
「金持ちになる」と言う目的を達成させたいのであれば医者以外の職業について、医者として働く量と同じ努力をその職業でした方が遥かに稼げると思う。
それでも医者をしている人はやっぱり素晴らしと思うし尊敬する。
医者=金の亡者かのようなゴシップ検索サイトが最近流行っているけど、偏り過ぎていると思う。
MRとして取材の仕事を受けて、日々の医者との面談について改めて考えさせられた件のまとめ
私程度の知識や経験を聞きたいと取材依頼が稀にくる。
もちろん私なりに、いただいたお仕事を全うする為に懸命に取材対応はさせていただきます。
でも私の知識や経験なんて医者に比べれば陳腐なものですよ。
めちゃくちゃ日々、努力して診療や研究をしている医学者に日々の医療の疑問をMRが質問しても、無料で答えてくれる。
これは当たり前になっているけど、めちゃくちゃありがたい事だと思います。
今日もある大学教授に新しく改定されたガイドラインの改訂ポイントがなぜ、そうなったのか不明だったので質問した。
その教授は講演会の案内状の裏紙を使って懇切丁寧に図などを示しながら1時間近く解説してくれた。
本当にこの奉仕の姿勢は凄いと思い改めて尊敬した。
ちなみに、私もブログのコメント欄やツイッターのDM、公開しているgmailに転職や製薬業界にまつわる質問を多々もらいます。
そちらは完全に無料で何度でもお付き合いさせていただきますのでご気軽にお問い合わせください。
私自身もまただま知識乏しい事が多いので、質問をもらう事で知識が向上したりニーズが確認出来たり、ブログのネタになったりメリットも多くあります。