みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
製薬会社に勤めている人って高学歴の人達が多いですよね。
早慶国立なんてゴロゴロいてMARCHくらいが普通でしょう。
日東駒専くらいだと低学歴扱いを受ける。
更に英語が堪能で海外MBAホルダーも多い。
この状況からも製薬会社の本社勤務の人たちはメチャクチャ優秀なんだと思っていた。
だからこそ、会社方針に疑問があっても「超優秀な人達が考えた方針なんだから疑わず取り組んでみよう。」と思っていた。
しかし最近、気づいた事がある。
「こいつら高学歴かもしれないが頭が悪いんじゃないか。」
今日は、こう感じる事例について書いていきますね。
コロナになって、みなさんは先生とコンタクト取れていますか?
緊急事態宣言も延長されている状況で、なかなか病院への訪問は叶いませんよね。
そんな中で先生とどんな方法でコンタクトを取っていますか?
医療機関への直接訪問
Web面談
メール
電話
外勤先での面会
などなど、
色々な方法がありますよね。
最近の私だと、営業所まで医者に来てもらって会議室で面談したり、先生の自宅最寄駅で貸し会議室を借りて面会などもしている。
そんなこんなで私は会うべき医者とは80%〜90%くらいは双方向間のコミニュケーションが取れている。
コロナ前でも一定の割合で面会困難医師がいたので、今はコロナ前と同じような活動が出来ていると感じる。
それでも施設によっては、訪問禁止は当たり前で、MRからの電話、資料郵送を禁止している病院もある。
そうなってくると、新しいコンタクトツールがあればMR活動のサポートになる事は間違いない。
訪問規制が続く中、MRさんの為に新たなコンタクトツールを用意しました!
m3.comに登録している先生であれば、m3経由で講演会の案内やアポイント依頼を出来るツールが出来たと会社が発表した。
決して悪いことではない。
コンタクトツールが1つ増えたという事はMRにとってメリットしかない。
様々なツールを介して先生にコンタクトを取って自社医薬品の適正使用情報を提供して実績拡大は図る事がMRの業務でしょう。
なので、Web面談も出来ず、メールも電話も受け付けてくれない先生がいて、このm3経由でコンタクトが取れたのであれば、とても良い事でしょう。
ただ、
会社の賢いとされる本社の偉い人達はそうは考えていない。
普段、面会やメールでコンタクト取れている先生であっても必ずm3経由のコンタクトを取りなさい!
先にも書いているが、MRが先生とコンタクトを取る本来目的は担当製品の適正使用情報の提供のはずだ。
しっかりと双方向間でコミニュケーションが取れる事が最も大切。
今の状況であれば、必ず対面面会しなければならない訳でもないし、必ずWeb面談をしなければならない訳でもない。
その中で、会社の賢い人達が「全てのDrに必ずm3経由でコンタクトを取りなさい。」と言ってくる。
なぜ、m3経由で必ずコンタクトを取らなければならないのか?
普段メールでやり取りしている先生にも突然、m3経由で連絡が着たら混乱しないか?
なぜ必ずm3から連絡しないとダメなのか?
コンタクツールが1つ増えたと思えばMRとってメリットしかないが、他のコンタクトツールでやり取りが出来ている先生にも必ずm3経由のコンタクトを強要する時点でデメリットしかなくなる。
きっとm3経由のコンタクトには金が掛かっていたり、専門の部署が存在するから結果に拘りたいのでしょう。
本社の賢くて偉い人達にとってはメリットかもしれないが、MRや先生とっては強制された時点でゴミになる。
本社に勤めている賢い人達は、こんな簡単な事が分からないアホなのか?
MRや医者の迷惑でも自分が良ければそれで良いと思っているのか?
いかにも製薬会社らしい施策だと感じる。
行動の本質に向き合わず目先の事象で騒ぐ会社は、やはり頭が悪いと思う話のまとめ
訪問規制が継続されている中で、先生とのコンタクトツールが増える事は良い事だ。
先生とコンタクトが取れれば、MRの仕事の本来目的である医薬品の適正使用情報の提供ができる。
この目的が達成出来るのであれば、ルールの範囲内なら方法を問わないはずだ。
しかし、会社の偉くて優秀で賢い人達はそうは考えない。
必ずm3経由のコンタクトを強要してくる。
これは顧客にとって、どのようなメリットがあるのか?
もし目線が顧客ではなく自分に向いているのであれば、やっぱり製薬会社の本質は過去からずっと変わっていない。