みなさん、こんにちわ。
現役オンコジー(抗がん剤)MRのゆってぃーよ。
MRの皆さんは、どこのメーカーにも転職出来るとしたら、どこに行きたい?
今日は他メーカーMRに転職する時に大事な視点をお伝えしていくわね。
製品ラインナップ
当然と言えば当然よね。
特許切れの薬剤や抗生剤、抗アレルギー剤がメイン商品のメーカーは絶対危険よ。
それらの薬剤を担当していても何のキャリアにもならないわ。
抗がん剤や希少疾病薬、抗体製剤などがメイン商品の企業でなければ絶対にダメよ。
また開発品のラインナップも大事よ。
製薬協が各社の開発品リストを公開しているから、1度覗いてみるといいわ。
よくあるケースとして、開発品があまり無かったのに、企業買収をして突然ラインナップが充実するって事もあるわ。
これに関しては次に述べるわね。
充分な企業規模
現在は化合物を発見して様々な研究、試験をして薬剤として世の中に出す会社の割合って大規模企業とベンチャー企業が50:50で完全にイーブンって言われているわ。
だったらベンチャー企業でも良いと思うでしょ!?
その考えは間違いよ。
薬剤の開発って、滅茶苦茶お金がかかるのよ。
ベンチャー企業は資金がないので株式を公開して資金調達をするわよね。
その株を大規模企業にごそっと購入されたら会社消滅よ。
新薬の50%は大規模企業
残りの50%はベンチャー企業←大規模企業に買収されるリスク大
株式を公開している以上、買収されないパワー(規模)がないと安心出来ないわ。
そう考えたら、やはり企業規模が大きい会社を選択するのが賢明ね。
企業雰囲気
少し抽象的な言い方になっちゃうけど、滅茶苦茶大事よ。
やばい会社の典型がこの2つ
・PIPをバシバシ発動している会社
・離職率が異様に高い会社
特にオンコジー領域にいると元◯◯出身ですってよく言われる会社が2~3社あるわよね。
その2~3社はバシバシ辞めているってことでしょ。
PIPが横行している会社≒離職率が高いで間違いはないと思うわ。
退職で強制的に辞めさせられるか、自ら望んで辞めるかのどちらかでしょ。
自ら望んで辞めるケースはその会社に魅力が無い、もしくはその会社よりも魅力的な会社があるってことでしょ。
辞める人が多いって事は魅力に欠けると思っている社員が多い証拠だから問題ありよね。
2ちゃんねるみたいな、基本悪口し書かれていないサイトはあてにならないけど、この業界にいれば評判の悪い会社ってあるわよね。
煙の無いところには火は出ないから気をつけてね。
具体的にお薦めな企業は
今2017年現在のお薦め企業は明確に言えるけど、10年後、20年後に明確に活躍できる企業は謎よね。
10年くらい前はノバルティスに入社できたら安泰って言われていたわ。
いち早くオンコロジー領域を発足させてグリベックを初めとする抜群の製品力があったわよ。
生活習慣病薬で降圧剤のディオバンも出るデータ出るデータ抜群に良い成績でアホみたいに売れていたわよ。
でも、現在は?元ノバルティスですってMRを20人くらい知っているわ。
このケースを見て分かるように将来は確実にはならないのよ。
だからこそ重要な3つのポイントが大事になってくるんだと思うわ。
内資なら大手の3社(武田、第一三共、アステラス)
外資なら・ロシュ(中外)→内資かな?・MSD
国内大手3社は、全てオンコロジーに注力しているし、海外売り上げ比率が年々高まって企業規模が大きくなっている、外資に比べれば離職率は著しく低い。
外資のロシュ、MSDはともに抗がん剤の製品力が抜群に良いし、組合がしっかりしているので外資の中では離職率は低いわよね。
2017年現在で考えれば、これらの企業でオンコロジー、管理職、希望勤務地、年収1300万円以上の条件が出てば私も転職したいわ。
まとめ
他メーカーに転職するなら、重要な3つのポイントを外さないでね。
・将来まで含めた製品ラインナップ
・充分な企業規模
・良好な企業雰囲気
これらは絶対に外せないと思うわ。
私の友人も年収や希望勤務地に目がくらんで、重要なポイントを外した企業に転職した人が何人もいるわ。
その人達は、また他メーカーに飛び立っている。
まだ若くて専門領域の経験を積みたいからPIP活発企業に転職するのはアリだと思うわ。
そこでの経験を積んで飛び立てば良いんだから。
30代半ば以降の転職はそうはいかないから、しっかりと分析してね。