みなさん、こんにちわ。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
4月からフレッシュな新卒MRが入社して早速、導入研修はスタートしているわよね。
そのフレッシュ新卒MRだけど、会社によっては採用人数にかなりのバラツキが出てきていて各企業の財政状況が如実に現れているわね。
今日は各製薬会社の新卒採用人数について記載していくわね。
上位製薬企業17社中10社で新卒MRの採用を減らしたんだって
医薬経済社が実施したアンケートでは日本製薬工業協会が公表している医療用医薬品販売高の上位20社企業を対象に18年4月入社の新入社員についてアンケート調査したところ、17社から回答があったそうよ。
そこで17社中10社は前年より新入社員が減っていたのよ。
特に武田薬品と大日本住友製薬は50人以上減少していて、今の経営状況を如実に表しているわね。
一方、新入社員が最も多かったのは、大塚製薬の92人。
なんとなく製薬業界が現在、過渡期に入っている感じがするわよね。
絶好調企業と正念場の企業の二極化している印象だわ。
減らした企業と増やした企業のそれぞれの理由は?
採用人数を大幅に減らした武田薬品は採用について、「国内の事業環境の変化や多様化する患者、医療関係者のニーズに応えるため、常に最適な体制を見極め、構築している」と回答したそうよ。
昨年、研究所を閉鎖して大幅な研究職の人員整理をしたのは記憶に新しいわよね。
過去に記事にしているから確認して見てね。
MRにしても武田テバへの出向があったって言っていたから大変よね。
大日本住友製薬も前年から51人減少の6人で、理由は「非開示」との事だけれども厳しい経営状態は周知の事実よね。
2016年、2017年と毎年のように早期退職を募っているんだから社員を減らしたいのは明白よね。
45歳以上の早期退職に86人応募 大日本住友製薬、昨年も295人削減
やはり早期退職を積極的に実施しているような、厳しい状況の企業は新卒の採用人数も大幅に減らしているわね。
それに対して大幅に新卒採用を増やした企業は
MRの新入社員が最も多かったのは大塚で92人(20人増)。
大型新薬として期待されている抗精神病薬の「レキサルティ」が1月に承認され、今年投入予定よね。
新卒採用でMRになるのも5年前に比べればハードルが上がっている
17社中10社が採用人数を減らしているんでしょ。
しかも減らす人数がかなり大幅で武田も大日本住友も50人以上減。
それに対して増やす企業も微増程度が多いのよね。
企業問わず、新卒採用でMRになれる全体の人数は明らかに5年前に比べれば減っているわよね。
そう考えれば、第一志望の製薬会社に内定が出る学生なんて本当にごく一部。
多くの製薬会社をエントリーしても、あまり行きたいとは思えない企業1社しか内定出なかったなんて事もあると思うわ。
でもね、例えば納得出来る企業じゃなくてもMRっていうのは転職が当たり前に繰り返される業界だから諦めずに今の会社で頑張って時期を見て元々、行きたかった製薬会社に転職すれば良いわ。
まとめ
18年度の新卒採用人数は17社中10社が減っていたわ。
特に武田と大日本住友は共に50名以上減という現状よ。
採用人数を減らすという事は社員のリストラが始まっていると言って過言ではないわ。
過去のこの記事も確認してみてね。
最近は新卒でMRになるハードルも上がっている。
ましてや、希望していた製薬会社に入社出来る学生なんて一握り。
もし希望の企業に新卒で入社出来なくても、この業界は転職が当たり前に繰り返されるから諦めないで。
そのような意味でも新卒新人MR出会っても常に最新の転職情報のアンテナをはっておく必要があるわよ。
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