みなさんこんにちは
現役オンコロジー(抗がん剤)専門MRのゆってぃーよ。
MRの人数って2013年をピークにして、その後3年連続で現象しているわよ。
(answers newsより)
この3年で2500人も減っているのよ。
各製薬会社の人員削減活動は大変そうよね。
今日は表に出てこないやり方も含めて各製薬会社のリストラ方法を教えてあげるわね。
新卒採用の見送り
これは定番の人員削減方法ね。
新しく入ってくる入り口を封鎖すれば定年退職する人がいるのでMRの人員は確実に減るわよね。
誰も傷つかない方法だと思うわ。
50代の高給取りのMRがいなくなればMRの削減効果は大きいわよね。
でも新人が入っていかないと会社は発展していかないからリスクもあると思うわ。
早期退職を募集する
最近、各製薬会社が積極的に実施しているわよね。
最近だと大日本住友、第一三共、田辺三菱、アステラスなんかが実施しているわよね。
早期退職に手をあげれば通常の退職金にプラスして特別退職金を上乗せするっていうシステムよ。
だいたい、通常の退職金+基本給の30ヶ月〜40ヶ月くらいが通常じゃないかしら。
基本給50万円くらいもらっている人であれば、通常の退職金+(50万円×40ヶ月=2000万円)がもらえるのよ。
しかも退職金でほぼ税金がかからないから、ほぼほの額面通りの金額が手に入るわ。
ただこの早期退職は一定のバーが設定されているわ。
45歳以上、勤続10年以上みたいにね。
20代後半から30代前半の一番、転職に積極的になる年代は対象外ってのが通常よね。
この制度を利用してた、おっちゃんMRは年齢的には製薬会社の転職は難しいから薬剤師免許保持者なら薬局の開業、MR資格しかない人はコントラクトMRか後発品MRになるのが多いわね。
各製薬会社は早期退職制度を実行する時に予定人数を一応設定しているけど、実際は45歳以上のMRなら全員辞めてくれてもOKって思っているわよ。
この制度も選択権はMRにあるから、後悔するMRはいても自己責任で決めれるわよね。
役職定年制度を新たに設定する
これは直接的なリストラではないけど、最近突然設定する企業が増えてきているわ。
例えば所長は55歳、部長は57歳で役職を取り上げられて平社員になるっていうシステムよ。
役職手当が無くなればコストは削減されるし、要職を若手に抜擢すれば新陳代謝が生まれて企業が活性化されるでしょ。
長いこと所長をやっていた人が役職定年で本社の内勤部門に異動できればラッキーだけどMRに戻るのはキツイでしょ。
絶対に通用しないわよ。
ただ所長であったプライドが許さず、役職定年のタイミングで後発品メーカーの部長などに転職していく人を何人もみたわ。
結果的には役職手当を取り上げてコスト削減が出来るし、役職定年をきっかけに退職者を出せるからリストラみたいなもんね。
嫌がらせ人事をする
ずっとプライマリーMRをしてきた40代後半のおっちゃんMRをオンコロジーMRに異動させる。
家庭の事情があるのにも関わらず、容赦ない僻地に転勤させる。
元所長を降格させて、元部下の新所長の営業所に配属させる。
などなど。
明らかに、それは嫌がらせだよね〜っていう人事を発動させて、退職を待つっていう事も一定の割合で実施されているわよね。
でも辞めてほしいMRって往々にして転職先を見つける事が出来ないから、嫌がらせ人事も受け入れているわよね。
PIP(業務改善命令)を発動させる
外資系製薬会社の得意技よね。
業務改善指導の一環として達成困難なノルマを与え、PIPの未達成を当該社員に突きつけて、自ら退職届を出させるよう仕向けるという流れのシステムよ。
PIPで定めた目標が達成出来なければ、どのような処遇にも反論いたしませんって言う書類にサインをさせているから、 PIP期間が終了後に会議室待機MRとか、担当なしMRになっていくのよね。
例えば35歳で会議室待機MRや担当なしMRになったら定年まで残り25年間ずっとそのままって幾ら何でも精神が持たないわよね。
PIPを発動されたMRの98%以上は退職か精神障害者になっているわ。
私でもPIPが発動されたら通常の精神状態を保つのは無理だと思うわ。
まとめ
MRは今後も減少していく事が想定されているわよね。
会社の経営状態を考えたら定年退職を呑気に待つほど余裕はないわ。
今後は「嫌がらせ人事」や「PIP(業務改善命令)」がもっと積極的に行われると思うわ。
このMR暗黒期を生き抜く為には、MRとしての戦闘能力を高める事と専門領域(癌や希少疾病)と専門病院(大学やがんセンター)の経験が必須だと思うわ。
開業医で生活習慣病しか担当した事ないMRは近い将来ゴミ扱いされるわよ。
あなたは大丈夫?
少しでも厳しい事が予測されるのであれば、エージェントに登録して情報を集める事をお勧めするわ。
この3社はMRの転職エージェントでは歴史もある大手に企業よ。