みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
今の時代、新卒で入社した会社に定年まで勤め上げようと妄想している人はそういないでしょう。
その中で「新卒新人MRであれば最低は3年間は働いてからじゃないと転職は考えない方が良い。」というメチャクチャ間違った事を言っているおっちゃんMRがいた。
3年経つと何が変わるのか?
今日は私の実体験、エージェントの担当者の話、実態の周りの事例を見てきた事を総合的に解説していきます。
「石の上にも3年」ということわざは好きだが転職になれば話は別だ。
私のケースで言えば初めにMRとして入社した会社を1年8ヶ月で辞めて他社に転職した。
エージェントの担当者と話してもMR認定資格を取得する必要はあるが、3年の縛りは一切ないという。
逆に若さは最大の武器になるので早めな決断なメリットになると言っていた。
新人から3年働くと1人前のMRになるのか?
開業医、基幹病院、大学病院、生活習慣病領域、専門領域、全て網羅したスペシャリティーMRになれるのか?
MRの戦闘能力としては半人前かもしれないが、若さを武器に転職出来る時期だと判断すれば、自分が高く評価してもらえるタイミングで転職するのは大アリだ。
頑張る場所を間違えたら意味がない。
これについては過去に記事にしている。
忍耐力や継続力を否定している訳ではない。
ただ、ここは自分のいるべき場所ではないと感じているのに居座る事はリスクでしかない。
少し前に「12年勤めて手取り14万円って日本は終わっている」というコメントに、ホリエモンが「終わっているのは日本じゃなくてお前だよ。」ってTweetして炎上したいた。
言い方は別として、趣旨としてはホリエモンの言う通りだと思う。
今いる場所に不満があったり、違うと感じるのであれば、行動しなければ何も変わらない。
せっかく頑張るのであれば、適切な場所で頑張るべきだ。
新卒新人MRが3年以内の転職は良いと思うが2回目の転職は少し慎重に。
若さが武器になるなら20代前半に転職するのは大アリな選択だと感じている。
現に私も初めの会社は2年弱で辞めて、市場の大きなエリアを担当するMRに転職してキャリアアップに成功した。
特に今は新卒の求人が少なく、大手製薬会社に入れる新人はごく一部でしょう。
志望企業に入社出来ずに、志望していなかった将来性乏しい会社に新卒で入社してビクビク怯えながら働くくらいなら早めに転職する事はとても良い選択だ。
しかし、転職した会社をまた1〜2年で転職するのは少し考える必要がある。
もちろん、間違えればやり直せば良いと思うんだけど、流石に社会人生活3〜4年で3社目は色々とネガティブに取られかねない。
転職には色々な観点が必要だ。
必ずしもキャリアアップだけが良い選択ではなく、リセットや暴力からの回避など様々な理由があって良い。
この辺については改めて別の機会で解説します。
なので短い勤務歴で転職する事は必ずとも否定する事ではないが、短期間で転職を何度も繰り返すと、採用する側からすると「何かこのMRに問題があるのでは?」と疑われる。
新人MRは3年は転職しない方が良いという意味不明な偏見は信じるな!の話のまとめ
「継続は力なり」
これは、私の好きな言葉です。
ただ大前提として正しい場所で継続しなければ全く意味がない。
お金を稼ぎたいと思って空き缶拾いを一生懸命、寝る間を惜しんてやっても一生、裕福になる事が出来ないと思う。
「最低3年は働かなければ。」などという意味不明な言葉に惑わされてはならない。
今の場所が間違った場所と分かったのなら、いち早く正しい場所に移るべきだ。
しかし最低でもMR認定試験を取得するまでは新卒で入社した会社にいなければならない。
逆を言えばMR認定資格を取得して若さを武器になるのであれば早い転職はメリットしかない。
私が仮に今月入社した新卒新人MRであっても転職エージェントには絶対、登録すると思う。
転職するかしないかは別として情報収集してアンテナを広げておく事は大切だ。
少なくとも国内中小企業勤務MRは情報収集は必須だと思う。