みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
会社から定期的にアンケートってきませんか?
きっと本部は、現場からの意見をしっかりと聞いているというアピールがあるのだろう。
もっと言えば、現場の生の声をしっかり聞いてより良い会社にしていきたいというビジョンを持っているのだと思う。
この正しいビジョンの為に実施するアンケートは大切だと思うが、ネガティブな意見が出てきた時に、握りつぶしたり、犯人探しが始まる。
過去にこんな、記事を書いている。
所長の360度評価が返ってきた。そこからMRの犯人探しが始まった話。
今日は本社がいう匿名性厳守のアンケートについて改めて考えていきます。
アンケートの匿名性は厳守すると言いつつ、簡単に特定されてしまう内容になっている。
匿名だから安心してほしいと書かれていても実施に、こんなアンケート項目があれば簡単に特定出来てしまう。
年齢
勤務歴
所属支店
担当領域
このような項目を正しく回答して行けば個人の特定なんて簡単だ。
特に組織が小さい専門領域などは、それが顕著に現れる。
なので、会社が「匿名厳守」と言っても私は個人が特定されたアンケートだといつも思っている。
会社が実施する全てのアンケートは平均75点くらいで提出している。
これが正しい事と思っていない。
しかし、正直に回答して、追及されるくらいなら当たり障りない回答をしておいた方が損がない。
もっと言えば、1MRの主張などは、権力を持った人間にかかれば簡単に握りつぶされてしまう。
このようなケースを過去に幾度と見てきた。
所長がMRにパワハラ通報されました。その結果を見て製薬会社の闇の深さを悟った話。
何の為に働いているか?
これを考える事が最も大切だ。
私は金を効率的に稼いで自分と家族が幸せに生きていける為に働いている。
もちろん副次的には自分が働いている会社が良い会社になれば良いと思うが、それはあくまでもセカンダリーエンドポイントに過ぎず、プライマリーエンドポイントは金を稼ぐ事だ。
だったら副次的なエンドポイントを達成する為に、会社の闇に戦いを挑んで、プライマリーエンドポイントが達成できなくなるリスクを負う必要はない。
会社の「アンケートの匿名性は厳守します。」は本当に信じて良いのか?の話のまとめ
アンケートを実施する起源は「より良い会社になる為に」と思っての行動だと思う。
しかし、このアンケート結果に対して過敏に反応する人間が存在する。
そして、そのような人間は社内においてMRより権力を持っているケースが多い。
その時、正直にネガティブなフィードバックをしてしまえば必ずと言って良いほど個人の特定と報復が待っている。
仮に、特定や報復が待っていなくとも、当たり障りないアンケート結果が大半を占める中で、ネガティブな回答をしてもエラー値としてしか見られない。
だったら例え匿名性の厳守と言われていても、当たり障りのない回答をしていた方が結果、損をしないと考える。
とても残念な考え方と思うかもしれないが、これが「本音と建前」「理想と現実」「サラリーマンの辛さ」なんだと思う。
当たり障りない対応が1番。その通りで360度評価も本気を出せばバレます。
どうしても行いたいなら全員集まって、全員が同じスコア・ほぼ同じコメントをするなど一蓮托生の形を取るしかありません。
実際、この形式をとった人達がいました。
ただ、誰も寝返らないという前提です。
ハラスメントも根深い。社内通報されて有罪判決を受けてるにも関わらず、降格もしない。せいぜい出社停止です。
パワハラ前科2犯、3犯のマネージャーがパワハラを行っても降格処分がない。人事評価でそんな奴は不適切だと判断されてもおかしくないはずなのにそれがない。まともな人格のラインマネージャー達は誰一人納得してません。同じラインマネージャーの中には注意する人もいましたが、マネージャーが言っても無駄ですから治るわけがありません。
弁当の不適切提供や手作り資料では1発降格なのにパワハラの罰が軽い。もちろんこれは許されるものではありませんが、人の人生を破壊するパワハラは何故許されるのか?ましてや法制化されています。
口先ばかりで自助作用がない。
他業界のように自殺者が出て騒がれる、ネットにアップされて社会的に炎上などない限り変わらないと思いますね。
もしくは、社内通報ではなく刑事告訴するなどでしょうか。
100%合意します。
「こんな酷い現状を改善したい!」と立ち上がった人が抹殺された現状も、目の当たりにしてきました。
なので、私はプライマリーエンドポイント(金を稼ぐ)以外は全て見ないふりをしています。
冷たいをいわれるかもしれませんが、自分の家族が幸せならそれで100点です。
会社の為に自分が壊れてしまえば、家族は幸せになれません。