MRのつらさ

今になって改めて私の「MRの辛さTOP3」を考えてみた話

投稿日:

みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

MRって素晴らしい職業であると先日の記事で紹介しました。

MRは年収が高く、お金に関わる根本的なストレスがないのが素晴らしいと感じる話。

この記事にも書いたように私はMRを辞めたいと思った事は一度もない。

その中で全くストレスが無いかといえば、そうではない。

今日は素晴らしさの逆に、MRをしていて辛いと感じる事について考えていきたい。

私が思う辛いランキングNo1から紹介していきます。




MRが辛いと感じる事No.1「気持ち悪い人種が一般社会より多い」

どの組織にも会社にも一定の割合で、変な人はいる。

しかし製薬会社の中には一般社会よりも気持ち悪い人の割合が多いと感じる。

・他人を下げしめて自分の立場を確立したがるMR

・いつの時代か?と思うくらい上司に媚び諂うMR

この辺は、他の業界にもいると思う。

その中で、MRとして追てこれず弾き出された人がいつまでも「MRはオワコンだ」と騒ぐ気持ち悪さ。

「MR不要論」を唱えている人達を冷静に見てみよう。そこから見えてくる事がある。

この人達はMRとしての実力不足が原因であったのにも関わらず、それを自責とは思わず職業のせいだと他責にする。

自分は優秀だと勘違いして騒ぎ立てる人が、一定数存在する。

野球の試合で三振した人が「野球なんてスポーツはオワコンだ!」と騒ぎ立てる行為と同じた。

三振したのは野球のせいではなく、本人の実力不足であるのは明白なのに、堂々と「野球のせいだ」と主張する勘違いというか気持ち悪さ。

このような人種を見かけると不快だ。

これに関しては視界から排除して相手にしていない。

MRが辛いと感じる事No.2「会社の通り一辺倒な方針への対応」

これに関しては、どの業界でも同じことかもしれない。

本部の方針と、現場のニーズや重要度、必要性が全くマッチしていない時の対応に苦労するケースがある。

今の時期であれば本部が躍起になっているす不毛な数字を追う方針

・メール、手紙、電話を何回したか?

・Web面談を何回したか?

・医者のメールアドレス何件入手しているか?

今来ならは、これらの事は情報提供する手段であって目的、ゴールではない。

しかし本部は、この回数をゴールかのように追ってくる。

会社がアホな方針を出した時には、MRはアホをかわす為に、しょーもない事を考える。

直接面談したその場で、Web面談システムを接続してWeb面談回数を確保するMR。

フリーメールで架空の医者メールアドレスを作ってメールして、アドレス入手、メール送信回数を確保するMR。

こんなアホな事をしているのに、会議では真面目な顔して、いい大人が議論している。




MRが辛いと感じる事No.3「全国転勤」

これに関しては、どうしようもない。

若いうちは全国色々な場所で生活できる事が楽しいと感じるかもしれない。

しかし結婚して子供ができれば話は別だ。

2〜3年毎に転勤してしまえば子供は学校を転校しなければならない。

先輩MRは、子供が小学校を3回転校したと聞いた。

仕事とはいえ、その都度、転校してたら子供からしたら、たまったもんじゃない。

今になって改めて私の「MRの辛さTOP3」を考えてみた話のまとめ

今日は改めてMRの辛さについて考えてみた。

紹介したTOP3以外にもこれらの意見がありそうだ。

業界ルールが多く活動しずらい。

勉強が大変。

顧客に必要とされない。

個人的には、これらの事は全く辛くなく助けられていると感じている。

「業界ルールが多い」に関しては、だからこそ守られていると感じている。

接待が自由に出来たあの頃は平日夜と土日は、ほぼお付き合いで潰れていた。

病院の訪問規制がなければ深夜まで活動が出来てしまう。

「勉強が大変」これは間違いないが、勉強をすれば訪問ネタの困らないメリットがある。

生活習慣病MR時代に訪問ネタの創出に日々頭を悩ませていた頃に比べれば、勉強程度で活動しやすくなるなら、楽なもんだ。

「顧客に必要とされない」に関しては全ての仕事において共通のテーマだと思う。

その中で、生命関連製品を扱っているMRは顧客から情報を必要とされるケースが多い。

そして「MRが必要」と言っている医者の方が、不要と言っている医者よりも業績が高かったり、患者さんからの信頼も厚いというも肌で感じる。

働いている以上、様々な辛い事はあるが、MRをしていて辛いと感じる事は大きく3つ。

・気持ち悪い人種が多い

・会社の安易な活動方針

・全国転勤

この辺に関しては高い報酬がもらえているので「お給料のうち」と割り切っている。

辛い事があった時には割り切れる事が1番大切だ。



-MRのつらさ

執筆者:


  1. てい より:

    全国転勤は本当にどうしようもないですよね。

    ただ、MRをしていて一番の悩みのタネはこれです。
    というのも、私はMRをしており、最近育休後仕事復帰したのですが、夫も他社MRで、子供がいようが夫婦そろっての転勤ができないからです。

    同じタイミングで転勤できれば良いのですが、良くて半年後、長ければずっとどちらかが単身です。

    転職も考えましたが、ゆってぃさんも仰る通り、MRは給与・福利厚生などとても優遇されており、魅力的なんです。

    もともと全国転勤有りを承知で入社したのですが、ここはもう少し柔軟に対応してほしいですよね。

    • mrnoblog14 より:

      コメントありがとうございます。
      その環境は辛いですよね。
      いつ、転勤辞令が発令されるか分からないモヤモヤも嫌ですよね。

      一昔前は、ママさんMRはブランドイメージ向上になるので、希望が叶いやすい環境がありましたが、最近ではママさんMRの扱いづらさから早期退職をきっかけに退職推奨を提案するなどのケースも聞いた事があります。

      限定的であっても何か精度が欲しいですね。

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