みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
何度かこのブログでも「MR不要論」について記事にしていますよね。
今回のコロナの件を利用して、また最近「MR不要論」のノイズが上がっていると感じる。
この「MR不要論」を発信している人達を冷静に見てみると感じる事がありましたので、今日はこの事について書いていきますね。
MRが毎年確実に減少している事実は認識しよう。
2010年以降、MR人口は60000人以上はキープしていた。
MR白書によると2017年のMR人口は62433人。
そして2018年には59900人という事で2533人減少して60000人を割った。
また直近ではミクスがこんな記事も書いている。
MR数1年で2300人超減少 アステラスとMSDは各300人減 新型コロナの影響はこれから(ミクスオンライン)
少なくても2300人は減少しているとの事。
この2年間で5000人近いMRが消滅している。
個人的にはこの減少トレンドはまだまだ続くと考える。
コール回数で売り上げを確保していた時代から、まだ今は専門領域治療薬に各社シフトチェンジしている過程だと思う。
ここで大事になってくるのは、このMR減少トレンドが下げ止まらず0人(不要)になるかだと思う。
正しい解釈は「MR減少論」であって「MR不要論」ではないと言う事。
実際にMR不要論を言っている人は大きく4つのカテゴリーに分けられる。
MR不要だ!と騒いでいる人は大きく分けて4つのカテゴリーに分けられる。
①MRをしていたけど通用せずに弾き出された元MR。
②現役MRで仕事が上手く行かずにMRという職業のせいと他責にする現役MR。
③MRの待遇の良さを羨ましく感じている人やMRになれなかった部外者。
④煽り当てて面白ろおかしく記事にしたいマスコミ。
だいたいこの4つに分かれますよ。
「実際にMRを経験して意味のない仕事だと思っているんだから間違いない」と主張する人達は少し冷静になってほしい。
MRとして活躍出来ている人達は自分たちの必要性を自覚しているし、不要だと感じていない。
この違いはMRとして活躍出来ているかどうかでしょう。
MR不要論を言う人は残念だけどMRとして通用しなかった人。
そんな人達が言う「MR不要論」にどれほどの信憑性があるんだろうか?
稀に「私は専門領域MRだけど、生活習慣病MRと全く差がない」と訴える人もいるけど同類。
専門領域MRになっても生活習慣病MRと変わらない仕事しか出来ていないと言う事を暗に自ら言っているのに気付いた方が良い。
オンコロジーMRも生活習慣病MRも大差がないと思っているオンコロジーMRはそうなんだと思う。
実際にMRをしたけど通用せずに弾き出された人や現役MRだけど、仕事が上手く行っていない人が言う「MR不要論」って聞く必要ある?
そして自分がMRとして通用しなかった事を棚に上げて職業のせいにする恥ずかしさよ。
確実に必要な職業なんて存在しない。MRが不要なら何が必要なのか?
ここまでITが進化して人工知能が日常まで降りてきている状況で絶対に必要な職業って何ですかね?
手術・検査はロボットがするようになり、診断と薬物治療のAIが実施する。
医者は不要ですね。
医者が出す処方箋というマニュアル通りに粉を混ぜる薬剤師はAIで十分。
現に薬剤師不要論という言葉も出ている。
このように削ぎ落としていけば究極は絶対に必要な職業なんて存在しないと思う。
その中で感情の琴線に触れる職業はコンピューターでは代替しずらいと言われている。
なのでMRが不要だから人の感情を動かすお笑い芸人になると言うのならまだ納得感は出てくる。
MRに将来性がないので、プログラミングの勉強をしてSEになると言っていた知人がいるがSEの方が遥かにAIに代替されてしまう不要な職業だと感じた。
ちなみにMRなどの営業職は人の感情に左右されやすい職業なので残る確率が高いと考えられている。
「MR不要論」を唱えている人達を冷静に見てみよう。そこから見えてくる事があるのまとめ
MR不要論を言っている人のほとんどが「MRとして通用しなかった人のひがみ」
そしてマスコミの煽り。
こんな人達が言っている「MR不要論」を本当に鵜呑みにして良いのだろか?
そして自分がMRとして通用しなかった事を棚に上げてMRという職業がいけないんだと騒ぐ恥ずかしさも、そろそろ気付いたほうが良い。
確かにMRは年々、減少していてこの減少トレンドはまだしばらく続くのは間違いない。
「MR減少論」は正しいと思う。
なのて減少していった時に生き残れるMRにならなければいけないと感じる。
また昔の知人に「MRは中途半端で面白く無い」と言ってMRを辞めて医者になった奴と起業して、今は社員40名の会社社長をしている奴がいる。
この人達に「MR不要」と言われてしまうと、ぐうの音も出ない。
しかし大半はMRが通用しなかった人達のうらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみのどれかなので相手にしなくて良いでしょう。
今後MRが減少していく過程でMRから去って行く人もいるでしょう。
その人達に1つだけアドバイスをするのであれば、MRという職業のせいにしていては、新たな仕事に就いてもまたつまずく。
MR不要論などと他責にするのでなく、自分には何が足りなかったのか考えた方が良い。