みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
MRの仕事内容やリストラに不安や不満を抱く人は多いと思う。
しかし、それでもMRを続けている大きな要因の1つは報酬の高さだと思う。
私は32歳で年収1000万円を超えて今では年収1200万円まで到達している。
こんなに稼いで多くの税金や年金を支払っているのだから、老後は多くの年金をもらって優雅な生活が過ごせると思っていた。
しかし、実際もらえる厚生年金額を調べると思っていたよりも圧倒的に少なくてビックリした。
今日はこの事について考えていきます。
そもそも老後は毎月いくら貰えれば不自由ない生活が出来るのか?
お金をいくら使うのかは、個々の生活スタイルや今までの生活水準によって異なると思う。
仮に年収1000万円の生活を何十年と続けていた人が、定年を境に年収200万円の生活を強いられても厳しいと思う。
その中で私だったらいくら欲しいか考えた。
定年した時点で、子供が社会人になっていて、マンションのローンの支払いが完了している事は大前提で考える。
ちなみにマンションのローンは前倒しで返済していかないと仮に65歳定年だとしても支払いは終わらない。
退職金はマンションの残債や、年金支給年齢までの生活費等、イレギュラーな支出、子供の結婚や家族での海外旅行などのイベント事に備えておき、日々の生活費としては使わない想定。
私は夫婦で不自由なく生活する為には月40万円は欲しいと考えた。
MRとして、高い厚生年金を積み上げているんだから月に40万円くらい支給されるだろうか?
生涯平均年収1000万円で新卒から定年まで厚生年金を積み立てたら老後いくらもらえるか?
23歳で製薬会社に入社して定年まで厚生年金を払い続けたら老後はいくら貰えるのか?
東洋経済オンラインが毎年発表する生涯平均年収ランキングで大手製薬会社を見るとこんな感じた。
第一三共 4億0949万円
武田薬品 4億0301万円
アステラス 3億9570万円
ざっと、大手製薬会社に勤めると平均4億円くらい稼げる。
23歳で入社して60歳で定年を迎えると想定して38年間で4億円稼ぐので生涯平均年収としては、ざっくり1000万円。
このような人が将来いくらの年金が貰えるのかを調べる方程式がある。
生涯平均年収×勤続年数×0.005481=公的年金金額
ちなみに0.005481は給付乗率といって、詳しくは下記記事で紹介している「お金の大学」の本を読んで確認して欲しい。
高収入のMRで種銭を稼いでいるので一生お金に困らない為に色々考えている話
これを上記大手製薬会社の年収に当てはめるとこんな感じになる。
1000万円×38年×0.005481=約208万円
MRは高収入で厚生年金の積み立てを大きいから老後はたくさんの年金がもらえると思ったら大間違いだ。
年収200万円ってバイトを頑張っている大学生くらいの年収でしょう。
MRが定年まで勤め上げると年金はいったい幾らもらえるのか考える話のまとめ
高収入のMRであっても、老後貰える年金は年収200万円ちょっと。
老後、「時間はあるが金がないので、家でずっとテレビを見ている」みたいな生活はしたくない。
趣味に金を使い、旅行にも行き、孫にお小遣いもあげたい。
そう考えた時には、例えMRと言え老後安泰なんて事は絶対にない。
私は老後も年収500万円(月40万円)くらいの生活をしたい。
そう考えると、貰える厚生年金が23万円だとすれば、17万円の差額がある。
老後に覆面調査で稼ぐ事は難しいので、今のうちから自由な老後に向けて資産構築をしていく必要があると感じる。
いきなり大きな事は出来ないので、まずは知識を付けて、出来る事から始めてみる。
この本を読めば、明日から何をすれば良いか明確に分かる。