みなさん、こんいちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私もやってますよ、英語。
製薬会社に勤めていて英語は不要と言われる事は、ほぼないですよね。
私も会社の英語プログラムに入れられて強制的にやっています。
現在の製薬会社は内資であってもグローバル展開をしている以上、英語が出来れば仕事の幅が格段に広がる。
確かにMRを続けているだけなら英語は不要でしょう。
「一生、私はMRで良いです」と会社に公言してしまえば「向上力がない」「変化に対応しない」とネガティブに捉えられてしまう。
MRをしていて英語を使う機会は論文を読む時くらいしか使わない。
しかし、今は無料の翻訳サイトの精度がかなり高くなっているので、論文ですら英語を必要としていない。
ただ、本社で仕事をしたいと希望がある人であれば必須のスキルになってくる。
今日は何か勘違いしたまま英語の勉強をしている人がいたので、その事について書いていきます。
英語が出来ないMRがマーケに異動するのは見るが、英語が出来るだけでマーケに異動するのは見た事ない。
優秀なMRが英語のスキルが全く無いのにマーケティング部に異動する事はよく見かける。
もちろんマーケに異動してから英語を必死に勉強する事になるんだけど、事前に絶対に備わっていないといけないスキルではないんだと思う。
ちなみに、ここで言う優秀なMRとは、数字が良いだけでなく、人間性が良く、顧客と円滑な人間関係が形成でき、ロジックを持って論理的に物事を考えられて、チームで仕事を進める事が得意な人をイメージしている。
しかし、逆のケースは見た事がない。
MRとしてはイマイチだけど、英語が出来るからという理由だけでマーケティングに異動するケース。
MRは決して、翻訳家でも通訳でも英語の先生でもない。
英語が出来ればそれで良いなんて事は決して無い。
英語の勉強自慢をしているMR君は先にやる事があると感じる。
隣の営業所に、いっつも英語の勉強をしていると自慢しているMR君がいます。
隣の営業所の私のところにまで、かなりのボリュームで聞こえてくるので、同じ営業所の人はうんざりするくらい聞かされていると思う。
英語の勉強をする事は自体は素晴らしい事だと思うんだけど、それを大きな声でアピールしている事が耳障り。
「英語が出来ない奴は今後、MRでも生き残れない」などと言ってのける。
でも、このMR君を見ていて感じる事は、どんなに英語のスキルが向上してもMRとしてのスキルが向上しない限り、その英語のスキルは趣味でしかないと思う。
英語も大事だけれでも、今MRで働いている環境でMRとしてのスキルを上げることの方が何倍も大事だと思う。
文献が読めても、社外、社内の人達と良好な人間関係を構築出来なければ仕事は進まない。
英語の前に優秀なMRになる努力から始めた方が良いと感じる。
英語はとても大事。でもMRなら英語よりも前に大事な事がある話のまとめ
今後、製薬業界で仕事を続けていきたいと感じるのなら英語は大事なスキルになる。
私も英語の勉強は地道に取り組んでいます。
でも英語のスキルを身につける前に、MRであれば先に身に付けるスキルがあると思う。
趣味で英語を学んでいるなら良いが、仕事に生かしたいと思うなら、順番を間違えるとせっかくの努力が身を結ばないと感じる。