みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
数年前から言われ続けている「MR不要論」。
これについては「MR不要論」ではなく「MR減少論」が正しいという紹介を過去しています。
新型コロナ長期化関係なくMR削減は加速する。ちなみに「MR不要論」は言葉が足りない話
そして今年に入ってからはコロナの影響でMR活動が制限されている。
今の状態が続くのであれば、更にMR削減に拍車がかかると不安に感じている人も多いでしょう。
MRとして生き抜く上では、確かに存在感を示す必要があると思う。
しかし存在感を示す前に意識しなければならない事がある。
今日はこの事について書いていきますね。
例え生産性の無いしょーもない仕事であっても蔑ろにすればマイナス評価になる。
常に圧倒的な実績を叩き出し続けたとしても基本行動が出来ていなければ評価されない。
サラリーマンである以上、この仕事に意味があるか無いかの判断は自分ではなく会社がする。
その中で会社が「これをやってほしい」と明確に指示を出している以上、無視をする事は出来ない。
自分のやりたい事だけをして会社に評価してもらうというのは少し虫の良すぎる話でしょう。
「俺は医者と面会する事に全勢力を注いでいるんだから、活動日報なんてどーでも良い。」
こう思う事は自由だけど、会社は「どーでも良い」と思っていない事を自覚する必要がある。
MRとしてマイナスポイントを取らない行動とは?
①日々の活動入力
今はVeevaシステムを使っている製薬会社が多いでしょう。
いつ誰に面会したかの入力するシステムである事は間違いないんだけど、この入力データをこねくり回す暇な部署の人達がいる。
いつ誰に会ったかだけでなく、何の製品を紹介したか?、面会時間は?、面会方式(Web、アポイント面会等)、面会目的の達成度、次回の面会目標、症例確認数などなど。
これらの細かい入力を疎かにして、本部から送られてくる活動結果に全く反映されておらず吊し上げにあった経験があるMRさんも多い事でしょう。
②営業所オリジナルのアホファイル
所長のスキルが乏しい営業所ほど、このオリジナルファイルが多い傾向がある。
本来、Veevaに正確に入力していれば分析出来る内容を他のエクセルファイルなどに記入させる。
VeevaにWeb面談の入力を報告しているのにも関わらずWeb面談実施Drフォローファイルなどが出現する。
このアホファイルは意味ない内勤だけれども、会社が提出を求めているのであれば、記入しなければならない。
③協調性
私は極力、変な人に絡まないようにしている。
経験上、絡むと火傷するし話が通じる事がないから。
しかし例え、嫌な奴でも変な奴でもムカつく奴であっても最低限の協調性は必要だと思う。
挨拶はもちろん、世間話をフルくらいの最低限の協調性くらいは合って良いと思う。
周りがどんなメンバーであろうが、周りと上手くやっていると周囲に感じてもらって損はない。
MRとして生き抜くならマイナスポイントを取らない事もとても大切という話のまとめ
MRとして生き抜く以前にサラリーマンとして生きていく覚悟があるなら、アピールポイントを重ねる事も大切だけでど、マイナス評価を受けない事も大切になる。
生産性の無い内勤作業や、管理者のレベルが低い事によって発生する同じ内容のファイルなどは本来なら意味がない事。
しかし管理部門が、そのファイルを必要と思っている以上、正確な入力と報告をしないとマイナスポイントになってしまう。
そして、例え自分の周りにいるメンバーが気の合わない人達であっても最低限のコミュニケーションは必要だと思う。
周りから「あいつはいつも単独行動」と思われてしまえば自分が損をする。
若い時には内向きな仕事に注力する事は無能な人間の防衛行為に過ぎないと思っていた。
しかし最近感じる事は、コロナで外勤量が減っている以上、このような内向きな仕事でマイナス評価を受けると挽回チャンスすらないという事。
MRとして生き抜く覚悟があるなら、内向きな仕事も「大切」と思ってきちんとやっていきましょう。