みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
最近、意識高い系MRに変心致しました。
先日はこれらの意識高い記事を書いてます。
MRにやりがいを感じられないのは職業のせいではなく自分の考え方だと思う話
MRであれば数字は運と受け入れつつも勝ち癖はしっかり身につけていた方が良い話
今日は、まだ私が新人MR時代に先輩MRから教わった事を共有していきたいと思います。
MRというルーチンワークに飽きてしまい行動しなくなった新人時代
MRって基本的にはルート営業で、定められた担当施設に定期的に訪問するのが仕事。
新人MR当時、私は生活習慣病MRで開業医を担当していた。
生活習慣病だと薬の情報提供のニーズがあまりなく、世間話をしにクリニックに訪問する日々を過ごしていた。
2年くらい同じエリアを回っていくと、可愛がってくれる医者やMS、薬局の社長なども出来てくる。
数字の作り方も数字の維持の仕方も分かってきた私は、低シェア先のアプローチや新規開拓を疎かにしていた。
外してはいけない相手を押さえて活動は必要最低限というのが私のプレイスタイルだった。
これで特に所長から追求されるような事な無くそつなく、こなせていたんだけど、メチャクチャ仕事がつまらないと感じていた。
そんな時に、当時同じ営業所にいた38歳の先輩MRが話してくれました。
新しい事が起きないとつまらないだろう。行動しないと何も起きないぞ。
当時、私は未訪問施設に訪問したり怖い医者のクリニックには訪問せずに避けていた。
そして仲良い医者やMSとばかりつるんで仕事をしている程を装っていた。
そんな私の行動を同じ営業所の先輩がすぐに察知して飲みに連れて行ってくれました。
先輩が教えてくれた事
・自分の強みを理解して、そこで勝負するのは良い。
・まだ新人なのに目に見える範囲だけで仕事しているからもったいない。
・行動すると反応がある。そして反応を受けて行動ができる。このサイクルで仕事をしていくと、日々の変化を感じる事が出来て仕事にやりがいが生まれてくる。
当時、あまり私の心には響いていなかったんだけど、その後に先輩が言ってくれた意味が分かる出来事があった。
半年以上未訪問の怖い先生のクリニックに訪問する機会がありました。
医師会の講演会があり、会社には案内したと嘘の報告をする事も出来た。
しかし怖い医者だけに「案内をされていない。」とクレームが着たら嫌だから訪問する事にした。
そこで、待合室に当時私がハマっていた趣味の本が置いてあった。
怖い先生との面談時にどうせ無視されると思いつつもオープニングの世間話でその雑誌の話をしてみた。
そしたら先生も最近ハマったと教えてくれて盛り上がった。
当時は医者と遊ぶ事も許容されていたので、週末にこの先生と先生の奥さんと私で遊ぶほどの良好な関係まで発展する事が出来た。
ぜんぜん大した話じゃないんですよ。
しかし先輩に「行動しないと変化がない」と言われた直後に行動したら大きな変化を体験する事が出来たので今でも明確に覚えている。
新人MR時代に先輩から教わった「行動しないと何も起きない」は未だに大切な言葉になってる話のまとめ
仕事に慣れてくると無駄な事はしなくなる。
結果、効率的に仕事を進んで基本的にはそれで良いんだと思う。
しかし、無駄かもしれないけどやってみたら意外と進んだという経験は皆さんもお持ちじゃないでしょうか?
・絶対に合わないといけない訳ではないけど、顔を出したら投与を検討している患者さんの話を聞けた。
・特別な用事はないけど、訪問したら資材リクエストをもらって次回の面談要件が出来た。
・たまたま訪問したら他社メーカーと一緒に待つ事になり意外と有益な情報交換が出来た。
これらのラッキーは行動した結果、得られたものだと思う。
なので、やる意味ないかもと思っていても行動する事で何かが起こるかもしれない。
新人MRの頃に教わったこのマインドはオンコロジーMRになった今でも私の活動の根底にしっかり存在しています。