みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
日曜夜に明日から始まる仕事の事を考えて憂鬱な気持ちになる事を、サザエさん症候群と言うのは有名な話でしょう。
このサザエさん症候群は長期連休になると更にその憂鬱な気持ちが高まる。
先週やり残して持ち越した仕事、説明会、重要なアポインをの準備などを考えると、休みの最中であっても気持ちが沈む。
私は普段から、サザエさん症候群の症状があまり強く出ないけど、休みが終わってしまう事は残念に感じる。
ただ休みが終わる悲壮感よりも休みが始まる開放感の方が強くて、サラリーマンってやっぱり良いなと感じたので今日はそれについて書いていく。
そもそも私はMRという仕事が大好きな訳ではない。
私は前から言っているがMRという仕事が好きな仕事ではない。
MRという仕事の本音と建前のギャップの大きさに基本的にドン引きしている。
仮に私がラーメン屋を営んでいて「お客さんに美味しいラーメンを食べてもらい笑顔になってもらう。」事を理念としていたとする。
ラーメン店経営に、この理念と日々の業務に大きなギャップがないでしょう。
しかし製薬会社の理念で「患者さんの健康、幸せの為に」などと掲げても日々の業務は、必ずしも理念とマッチしない事がある。
そこら辺は過去の製薬会社の悪行を振り返れば一目瞭然でしょう。
会社は「患者の為」と言いながらも自社医薬品の売上しか考えていない。
だから会社は売上が上がれば「患者の為」になったとMRを洗脳する。
自社医薬品がその疾患において最も良い治療であれば良いが、薬剤には個体差があるので全ての患者に使う事が正しいとは思わない。
本音を言わず建前だけでMRを洗脳したがる製薬会社は汚いと思っている。
だから私はMRという仕事が好きな訳でない。
しかしワークライフバランの抜群に優れている点や、会社の愚策を一旦横に置いて自分なりに正しい取り組みをしていく中にやりがいを感じる事も多い。
きっと私の職業が公衆トイレの清掃員であっても、その仕事の中で達成感を感じる事は出来ると思う。
どのような仕事であっても達成感は気持ちが良い。
私はMRという仕事があまり好きではないと伝えたが、その中で達成感はしっかりと感じている。
大きな講演会を無事に盛況で終わらせた夜。
生活習慣病MR時代では数字の詰めをして目標数字まで作り上げられた時。
医者やメディカルスタッフに必要とされたり感謝された時。
様々なシーンで達成感を感じる事が出来る。
そして1週間取り組んだ仕事を振り返り、明日から始まる土日で仕事のプレッシャーから解放される金曜の夜はとても開放感があって幸せを感じる。
プレッシャーと解放とのギャップは幸せを実感するには必要な事だと思う。
私は半年間のニート生活を経験した事がある。
また転職のタミングで2ヶ月間、有給取った事もある。
このように毎日が休みだと刺激が無く、退屈だし面白くなかった。
日曜夜の悲壮感、金曜夜の開放感どちらも幸せを感じるには必要な事だと感じる話のまとめ
毎日、休みでダラダラ過ごしても幸せを感じるのは一時的に過ぎない。
休みが終わる前は憂鬱になるが、週末を迎える開放感はとても気持ちが良い。
平日の仕事のプレッシャーがあるからこそ、土日の解放が幸せに感じる。
やっぱり仕事に関わらず楽しく生きていくには、締め付けだけでもダメだし、緩いだけでもダメなんだと思う。
プレッシャーから解放されるギャップがとても気持ち良い。
だから今度の金曜日に開放感を感じる為に今週も平日頑張って働こうと思う。