みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
今日も恒例のWeb会議あって支店長が参加してくれました。
和やかな雰囲気で進行していった会議でしたが支店長が発した質問から大きな事件になってしまったので、今日はそのことについて書いていきますね。
在宅勤務長期化で「コロナ鬱」なる言葉が出来てきた。
個人的には在宅勤務は快適で普段のストレスの10分の1くらいで健やかに働けていると感じています。
しかしながら世間では「コロナ鬱」なる言葉が出来たらしい。
コロナ鬱の最大の原因はストレス。
・慣れないオンライン会議の連続
・生産性のない業務を強いられる不満
・「MR不要論」などとマスコミが煽るので不安になる
そして最大のストレスは、溜まったストレスを発散する場所がない事だと思う。
外食も出来ない、旅行はもちろん買い物にすら行けない。
このような生活が長期間続くことによってストレスが抱えきれなくなり鬱を発生してしまうらしいわ。
皆さんは大丈夫ですか?
支店長が「コロナ禍で不安な事があれば教えてください」が全ての始まりでした。
本日のWeb会議には支店長が参加してくれました。
GWに読んだ本の感想をつらつらと話していたけど聞き流していたので全く頭に残っていないけど。
そして話の最後にこんな事を言いました。
「思うようにMR活動が出来ずに色々と不安な事も多いと思います。本日はMRの皆さんが不安に思っている本音を教えてください」
MRの不安を聞いてあげてMRのストレスを軽減させてあげたいという優しさから出てきた言葉だと思います。
そこで1人の若手MR君(内海君)が発言し始めました。
コロナの影響でMR活動の制限に地域差が多く達成率に不公平があると思います
4月上旬に全国一斉に緊急事態宣言が出たけれども地域によってMR活動の制限に大きな差があるのは確かだと思う。
感染者が少ないエリアはアポイントがあれば普通に訪問出来ている病院もあるらしい。
対して東京・大阪では病院訪問などはほぼ確実に出来ないでしょう。
そして5月14日に34県が緊急事態制限解除が表明されました。
今まで以上にエリアによって活動制限の差は広がっていくでしょう。
病院に訪問して医薬品を医者に紹介出来るMR
病院訪問が全く出来ないMR
もちろんWeb面談もあるけれども、東京・大阪のコロナの為に必死に取り組んでいる医者に向かって実施するのは現実的ではないし、出来たとしても数人の話。
活動が平等じゃないのにも関わらず販売実績で評価に差が出るのは不公正だと思うという不満を支店長に伝えたかっったらしい。
その発言に対して支店長は回答しました。
今の販売実績は半年前の活動の結果だからコロナは関係ない
MRの結果はすぐに出るものではなく日々地道に取り組んだ成果としては早くても半年くらい先になる。
だから今の販売実績はコロナは関係ないから安心して良いと回答していました。
おじさんが偉そうに話すと最もらしく聞こえるんだけど答えになっていない事は事実。
この支店長の意味不明な回答に対して内海君が被せるように発言しました。
「半年後に成果の差が出てくるのであれば、半年後にはコロナの状況を加味してくれるっていう意味ですか?」
言っている事は間違っていないけど、サラリーマンの発言としては間違っている。
更に支店長と内海君のやり取りを聞いていた不思議系キャラMR(大久保さん)が割って入ってきました。
「私は転勤で異動してきたばかりです。半年前の活動が今の実績なら私は前身者の活動結果に対して今期評価されるって事になるので納得出来ません。」
支店長に対して出口を完全に塞いでしまいました。
立場が上になると臨機応変な対応が出来ずにキレるしかなくなる
日々、医者を相手に上手に対応したり会社の理不尽な追及も俊敏に対応しているMRはアクシデントが起きても、それなりに対応するスキルがある。
しかし立場が上になっていくにつれて、そのような機会は圧倒的に少なくなるから、とっさの反応が出来なくなる。
正しく今回のケースがそうだった。
2人の無邪気なMRに追及された支店長は回答に詰まってしまいました。
そして
「みんな大変な中、頑張っているのに自己中心的な事ばっかり言うな!」と激ギレしました。
支店長自ら「不安に思っている事を聞いてあげるよ」と言ったのにMRが不満や不安を言ったら逆ギレすると言う地獄絵図。
支店長が「コロナ禍でMRとして不安な事を教えて」と言った一言から大事故が起きた話
在宅勤務期間が長くなってきてコロナ鬱が流行しているらしい。
MRのメンタルケアのつもりで支店長が不安を教えてと言ったのに、MRが評価の不安を言ったら激ギレすると言う地獄絵図。
エリアによって販売実績に不公平感が出るなんてコロナ関係なく当たり前にある。
そして今の実績が前任の活躍が大きい事も当たり前にある。
これらの事は個人の努力でなく「運」が大きいと思うけど、サラリーマンに取っては運も実力のうち。
そして会社の偉い人が言う「無礼講」や「本音を教えてほしい」は決して鵜呑みにしてはいけないと思う話。