みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
新型コロナで2月中旬くらいからMR活動自粛に入った企業が多かったと思う。
その時は気温と湿度が上がれば感染症は収束するから3月になって暖かい日が続いたら日常に戻ると思っていた。
しかし一向に収束する気配がないわよね。
4月もこんな感じで、そのままGWに突入する気配すら感じる。
この在宅勤務長期化の中、皆さんの会社もWeb会議なる不毛な物をしている事でしょう。
実際、Web会議で何していますか?
今日はその事について書いていきますね。
新型コロナで在宅勤務のWeb会議はロールプレイと説明会練習に1番時間かけている。
私の会社では圧倒的にロールプレイと説明会練習に時間を掛けているわ。
でも全くトレーニングになっていない。
他人が話している時には自分の音声ミュートと画像の非表示にして、別の事をしている。
自分の番になってロープレしても質疑応答の答えを調べる為に資料をパラパラめくる音をたてながら回答してるからカンニングがバレバレ。
完全に時間の無駄。
疾患、薬剤の研修聴講&その後にOnLineテスト
昔、研修などで学んだ基礎的な内容を再び研修部のトレーナーが講義くれる。
その後、理解度テストを実施する流れ。
もちろん知っていて損は無い内容なんだけど実際日々のMR活動で使う物でもない。
ちなみに弊社は、講義後に個々で実施する理解度テストの点数が全員良すぎるとの事でカンニング疑惑が出てきた。
カンニングは不正行為だからダメなのは分かっているけど、点数が残るとなれば良い点数を取りたいと思うのは自然だと思う。
カンニング疑惑が浮上してからテストの回答時間に制限時間が設定されるようになった。
1問を30秒以内に回答しないと次の問題に進んでしまう設定されているので調べているうちにタイムオーバーになるというシステム。
でもね、これも結局抜け道があるんだよね。
資料をPDFに変換して検索出来るようにすれば30秒でも十分回答できる。
市場分析や行動目標の資料作り、そして意味不明な上司面談
市場分析や行動目標の資料作りは在宅勤務になる前からやっている。
なので在宅勤務になったから改めて実施するような物ではない。
このような資料って作った後に行動して、その後に検証するサイクルなんだけど、行動が出来ない状況なので検証も出来ない。
1回作って終わってしまうと、やる事がなくなるので同じような資料をひたすら作らせる。
そして2ヶ月近く活動が滞っていて、いつから活動が再開出来るかも分からない状態で行動目標も何もないでしょう。
仮に4月1日から通常のMR活動が出来たとしても、4月の行動目標は活動自粛していた空白の2ヶ月間で環境変化が起きていないか状況確認にするでしょう。
これら意味のない資料を作らせて、その資料を基に上司面談をWebで実施する。
2ヶ月活動しておらず、いつから活動が再開出来るかも分からない状況で作った行動目標資料を上司が見て「こんな目標ではダメだ!」と言っても、こちらとしては「でしょうね」としか言いようがない。
だって活動してないし再会の目処がたっていないんだから。
Web会議をやる事が前提になってしまい意義を理解させないから不毛な時間にしかなっていない。
「Web会議をする」この前提からスタートしているからダメなんだと思う。
Web会議があるから「何をしようか?」と考えるので埋め合わせのような事しか出来ない。
「これを今やる必要がある」だから「Web会議をやろう」とならない限り中身がないままだと思う。
これは医者のWeb面談も同じ事が言える。
先日こんな記事を書いた。
「新型コロナでMR活動自粛が長期化するので今後はWeb面会を強化します」だって。
医者が「MRと顔を見ながら話をしたい」と思わない限り「Web面談」は成立しないと思う。
少なくとも医者にそう期待させてから実施しないと押し売り以外の何物でもない。
これについては、色々とコメントもいただいたので改めて記事にします。
新型コロナ長期化でMRが在宅Web会議をしているけど実際どんな内容をしているの?の話のまとめ
うちの会社がやっているWeb会議は大きく3つ
①ロープレ、説明会の練習
②研修部が講義する疾患や薬剤の勉強&制限時間付きのテスト
③意味不明な資料作りを強要させて、その資料を基に意味不明な上司面談
後は何の価値もないメールでも済む普通の連絡事項を、Web会議で全体を召集してアナウンスする事も多々ある。
まったく実になる物はないんだけど個人的にはこれで良いと感じている。
この無駄な作業でも会社から指示された正式な業務なので、それをこなすだけで今までと変わらない給料がもらえる。
こんなありがたい事はないでしょう。
皆さんの会社でやってるWeb会議はどんな内容ですか?