みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、お金が大切という記事を書きました。
この記事って結構の閲覧数(PV数)があったんだけど、この記事を紹介したTwitterに♡マークがほとんど付かなかった。
これを推測すると、お金を話は興味があるから記事は読むけど♡マークを付けると「お金が好き」と思われるから嫌だ。
お金が好きだけどお金をの話をしたがらない日本人らしい行動だと思う。
今日はそれに被せるように私はお金が好きなので村上世彰さんの著書「生涯投資家」を読んで勉強した事をシェアしていきます。
生涯投資家の著書である村上世彰さんってどんな人?
投資ファンド会社である村上ファンドの創業者よね。
投資家の家に生まれて小学生から株式投資を始めた根っからの投資家。
東大卒業後に投資家になろうとしたら父から国家を学べと言われ経済産業省に入省してして官僚になる。
その後、日本経済を成長させる為にコーポレートガバナンスの重要性を訴求したいと決意して官僚を辞めて村上ファンドを創業。
そこからは詳しくは本を読んでもらいたいけどインサイザー事件で有罪になり表舞台から消えた。
現在は執行猶予機関も終わりシンガポールに住みながら個人投資家として活躍している。
最近では日本で高校生に投資について様々なサポートしている事でも有名。
村上さんが世間から大きくバッシングされたのはインサイダーで有罪になった時の会見で「お金儲けして何が悪いんですか?」と言い放った事だと思う。
私はこのフレーズにとても興味も共感もあったので村上さんのファンになった。
お金儲けの何が悪いのか?
全くもってその通りだと思う。
「生涯投資家」は村上世彰さんの半生と価値観が詰まっている。
「生涯投資家」の目次
はじめに なぜ私は投資家になったのか
第一章 何のための上場か
第二章 投資家と経営者とコーポレート・ガバナンス
第三章 東京スタイルでプロキシーファイトに挑む
第四章 ニッポン放送とフジテレビ
第五章 阪神鉄道大再編計画
第六章 IT企業への投資ーベンチャーの経営者たち
第七章 日本の問題点ー投資家の視点から
第八章 日本への提言
第九章 失意からの十年
村上さんがなぜ投資家になり、そして投資家になってから何をしたのか?
インサイザー事件の実際とその後の生活など村上さんの生き様が書かれている。
そして後半は日本の問題点を提起してくれて、私達がどのように考えていかなければのアドバイスまである本。
株式や経済に疎い人であっても難しい言葉を使わずに分かりやすく書かれているので読みやすいと思う。
個人的にはこの本を読む事と同時に文春オンラインで無料公開されている「村上ファンド」の全てを語ろうマンガ「生涯投資家」と併用するとより理解が深まると思う。
生涯投資家を読んで思う事
この本を読んで色々と感じる事があった。
村上さんの「お金儲けして何が悪いのか?」
この問いかけが全てだと思う。
株価が本来の企業価値からして歪に低い会社の株を買って経営アドバイスをして株価を上げる。
そして高くなった株を売却して利益を得る。
このサイクルに何の問題があるのだろう。
商いの基本は「安く仕入れて高く売る」。
そして安く仕入れた物に価値を加えて売却するというシステムは、ほとんどの企業がしている事だと思う。
それでも村上さんが世間から叩かれたのは私なりに2つのポイントがあると感じた。
①日本人は金が好きだけど金儲けを話を汚いかのうように毛嫌いするふりをする民度であること。
②村上さんの明確でクリアカットな表現が純粋に気に障った。
村上さんから痛い目にあったという人は、会社を私物化していた人が多いと思う。
逆に村上さんの行動から日本経済の発展があり、企業価値が上がって幸せになった人も多いと感じる。
お金儲けがしたいので「生涯投資家」を読んでみた。無料マンガと併用すると分かりやすいのまとめ
このタイトルを見たときに、読んだみたいけど難しそうと感じた。
実際に読んでみると難しい言葉を使わずに分かりやすく書かれていた。
同時に文春オンラインに掲載されている無料マンガと併用すると更に理解を深まる。
お金って大切だから、目を逸らさずしっかり向き合って行かなければならない。
それを教えてくれる本だと思う。