みなさん、こんにちは。
手取りの昇給金額よりも増税が上回って手取り年収が減った、ゆってぃーよ。
働き方改革が施行されて製薬会社に勤めるMRの皆さんは生活変わりましたか?
今のところ何も変わっていないって感じてませんか??
でもね、ここから確実に変化が起こってくるので今日はそれについて書いて行きますね。
そもそも働き方改革って何ですか?
働き方改革って言葉は良く聞くけど、いまいち具体的な事が分かりづらいわよね。
ざっくり言えば働き方改革は2つのポイントで構成されている。
①長時間労働の見直し
→労働者の健康を守り、ワークライフバランスを実現させる。
②雇用形態にとらわれず公正な待遇確保
→正規社員と非正規社員で不合理な待遇格差をなくす。
特にMRの皆さんにおいては①長時間労働の見直しが大切になってくる。
時間外労働に上限が設定されて、年間10日以上の有給がある人は5日以上の有給取得が義務付けられた。
ライフにかける時間を確保してワークライフバランスを実現するって事ね。
MRと働き方改革は関係ないの??
MRはみなし労働だから時間外の上限が設定されても関係ない。
有給の取得が義務付けられたけどMRはもともと、有給取りやすいから関係ない。
この辺の考えはその通りよね。
みなし労働には基本的には時間外手当ない。
最低5日以上の有給取得なんて今までの働き方でも充分に消化していた話。
でも、みなし労働のMRにおいては営業手当として始めから、想定時間外手当が支給されているのよね。
MRの労働時間が短くなることによって営業手当が減額される可能性は高い
MRって日当とは別に月に3万〜5万円くらいの営業手当が支給されているでしょう。
この営業手当の中には、みなし労働で時間外労働の把握が出来ないので、予め想定時間外手当が入っているのよ。
この想定時間外手当は企業によって異なるけど20時間分くらいの残業代支給の設定が多いと思う。
なので会社としては「MRは月に20時間の残業をしている」と想定して手当を支払っている。
現在は出退勤の時間の厳密な報告&病院の訪問規制で活動そのものが出来なくなってきている。
この現状で会社が想定していた20時間の残業が、実際そこまでの残業をしていない事を会社が把握する。
そうしたら、会社は想定残業時間を20時間から10時間に下げる。
結果、営業手当を減額してMRの年収が下がる。
働き方改革が施行された今となっては、このような事が起こる事は容易に想像出来る。
働き方改革が施行されて製薬会社のMRはリストラの前に給料から減らされる話のまとめ
働き方改革が施行されて、みなし労働のMRにとっては何も変わらないって思ってたら大きな間違いよ。
確かに有給取得の義務化は今までも問題なく取得出来てたから影響ない。
でも、みなし労働は想定残業手当が営業手当として支給されている事が大きなポイント。
MRの正確な労働時間を会社が把握して、現在支給している営業手当(想定残業代)を減額する可能性は大いにあると思う。
やっぱりMRであっても、サラリーマンとしての収入だけで将来まで不自由無く生活し続けるのには限界があると思う。
小さな事からコツコツ始めてみませんか?