みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
先日、本社に呼ばれて1泊2日でコーチング研修なるものを受けてきました。
大した内容では、無かったけど研修翌日の営業所会議を出席して思ったことがあるので、今日はそれについて書いていくわね。
コーチング研修で学んできた事
教科書的な指導のやり方を学んできました。
色々と講義を受けて、座学で習得するものでは無い事がほとんどだった。
その中で、少しだけ参考になった事がある。
「怒り方」というか「指導の仕方」。
よくある会話で「あの所長は怖い」とか良く聞くでしょ。
この所長は怖いと周りの人がみんな思うって事は、一辺倒な指導しか出来ない三流マネージャー。
部下の状況に応じて、その部下が最も理解して受け入れやすい指導が臨機応変に出来るマネージャーが一流。
いつも怒って指導をするだけでなく時にはお手本を見せてあげる。
また違う時には励ます言葉を掛けるところから始める。
部下の状況に合わせて自分のコーチングスタイルを変化させる事が重要だと学んだわ。
マネージャーをしているとネガティブフィードバックをする時がある。
部下が誤った行動を取った時に指導する際にやってはいけない事。
①人格を否定しない。
→誤った行動という「タスク」のみを指摘して「人」を怒るのではない
②他人と比較しない。
→「出来ていないのはお前だけだ」「こんなの新人でも出来る」などの発言はNG
③過去の事例を持ちださない。
→「前回も出来ていなかった」、「前回は寝坊で今回は忘れ物か」など。
④第3者の前で指摘しない。
→会議など周りにメンバーがいる時に指摘しない。
⑤感情的にならない。
→感情任せに怒鳴りつけると、指導なのか所長のストレス解消なのか分からない。
⑥長時間叱らない。
→30分同じ話を延々と指摘し続けるなど。
この①〜⑥は絶対にやってはいけない指導方法なんだって。
これらの事って、学ばなくとも正常なコミニュケーションが取れる人であれば無意識にやっている事だと思う。
この無意識にやっている「当たり前の事」でも、文章にして改めて見ると参考になると感じました。
コーチング研修翌日の営業所会議での出来事。
コーチング研修に参加した翌日に営業所会議がありました。
営業所会議で一番やってはいけないと言われている指導方法でうちの所長がMRを叱責していたわ。
30歳中堅MRが提出物が出せてなくて、医者とのアポイントも取っていなくて、営業所でやると約束した事が出来ていなかった。
もちろん、このMRに問題がある事は全員理解している。
その上で所長が言った事は
「新人でも出来ている事がお前は出来ていない」
「前回の会議でも同じ事で注意している」
「結婚して子供もいるのに、こんなだらしない性格で大丈夫か?」
会議中だから、もちろん全員の前で、そのMRを立たせて怒鳴りつけるように、これらの事を言っていたわ。
この会議の最後に私が研修のフィードバックをする予定になっていて、私が学んだ絶対にやってはいけい指導方法を全て網羅する形で所長が怒っていたから、やりにくかった。
コーチング研修は、うちの所長のような低スキルマネージャーには必要なのかもしれない
コーチング研修なんて、通常のコミニュケーションが取れる人間であれば無意識にでもやれる事柄ばかり。
わざわざ、全国から本社に集まって改めて学ぶ必要なんてないと思っていたわ。
でも、うちの所長のように低脳なマネージャーもいるから、それらの人達に向けては必要なのかもしれないと思った。
「やってはいけない指導方法」全てを使って営業所会議で部下を怒鳴っている所長を見てがっかりしたわ。
研修も指導も同じだと思うけど、相手が受け入れて学ぼうという姿勢がない限り、どんなに言われても全くの無駄になると思う。
まとめ
コーチング研修なるものを受けてきました。
指導をする上でやってはいけない事。
①人格を否定しない。
②他人と比較しない。
③過去の事例を持ちださない。
④第3者の前で指摘しない。
⑤感情的にならない。
⑥長時間叱らない。
こんなの当たり前の事だと思っていたけど、うちの所長が「やってはいけない指導方法」を全て使って営業所会議でMRを詰めていたわ。
こういうポンコツマネージャーの為にはコーチング研修が必要なんだなって思った話でした。