みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
Web面談については過去多くの記事を書いています。
製薬会社がMRのWeb面談に躍起になっているけどリスクやトラブルが起きている話製薬会社がMRのWeb面談に躍起になっているけどリスクやトラブルが起きている話
MRが医者にWeb面談を実施して実際にあったトラブル、事件を紹介する話MRが医者にWeb面談を実施して実際にあったトラブル、事件を紹介する話
MRならWeb面談など製薬会社の方針は順応するべきだけど適当に上手くやった方が良い話MRならWeb面談など製薬会社の方針は順応するべきだけど適当に上手くやった方が良い話
個人的には今は大人しくして医療の邪魔をしない事が1番だと思う。
しかし地域や専門によっては、特に今までと変わらない医者も存在するのも事実だと思う。
忙しさがCOVID-19感染前を変わらない医者がいればWeb面談を実施する事は悪い事ではないと感じている。
正直、ここまで在宅勤務が長期化すると思っていなかったけど外勤が出来ない状況が続くのであれば今の環境で出来る事を取り組んだ方が賢明だと思う。
Web面談を依頼する前にやらなければならない2つのこと
Web面談をやろうと思って、いきなり電話やメールで依頼しては絶対にダメよ。
依頼前に必ずやらなければやらない事
①病院のホームページで施設がどのような状況か確認する。
病院HPで職員の感染や患者の受け入れ状況などが公表されているケースがある。
職員に感染者が出ていたり一般診療の受け入れ制限をしている病院は診療科を越えて対応に追われているケースが多いのでWeb面談依頼は避けた方が良い。
②Web面談依頼前に状況を確認する。
医局に秘書さんがいれば秘書さんに電話してWeb面談したい医者がどのような状況か教えてもらう。
秘書さんがいないケースであればWeb面談したい医者に面談依頼メールの前に「なにかお手伝い出来る事ありませんか?(当然コンプラ範囲内)」メールを送る。
相手の状況もわからずWeb面談を依頼するのはリスクが大きいので、まずは気付いのメールを送って状況を探る必要があると思う。
最低でもこれくらいの事を実施して相手の状況を分かってからWeb面談依頼をする必要がある。
実際にWeb面談をした時の建前上の訪問ネタを共有する。
事前に確認して、さほどCOVID-19の影響を受けていない医者が分かればWeb面談の依頼をして良いと思う。
そこで出てくるハードルはWeb面談の設定が手間なので、その手間を上回るメリットを依頼する時に伝える事。
ただの情報提供であればCOVID-19収束後にしてくれとかメールで良いなどと言われてしまう。
実際に私が実施できたWeb面談の依頼ネタを共有します。
①マーケティング部や部長級社員が先生に話を伺いたい。
今の時期ってマーケも支店長も暇してんのよね。
全ての医者に通用する話ではないし、本部が対応してくれるかは未知数だけど「この先生には!」という狙い撃ちで使えるネタ。
②収束後の講演会や連携について相談させていただきたい。
3月以降に開催予定だった講演会が中止になっているでしょう。
この中止になった講演会について時期だけでなく内容のアップデートの相談をしたいと言ってWeb面談にこぎつける方法。
③仲の良い若手医師に病院の状況を教えてください。
正直、これはハードルはかなり低い。
処方権の有無や市場の大小は全く関係ない。
仲良い医者にただ単に助けてもらう形で実施回数を稼ぐ方法。
④全ての段取りを秘書さんにお願いして教授に面会する。
教授にWeb面談の設定をお願いするのはかなりハードルが高い。
なので教授秘書さんに全て事前に設定してもらい、時間になったら教授がPCの前に来て面会という流れ。
教授としては何の手間もないし秘書さんが全て事前に準備をしてくれれば、面会のネタを事前に大して伝える必要はない。
これらのネタで面会までこぎつければ、終了1分前に投与患者さんのフォローなどが出来るもんね。
医者がWeb面談やれる状態であれば前向きに取り組もう。Web面談の依頼ネタを考える話のまとめ
COVID-19収束の為に頑張ってくれている先生たちの邪魔を絶対にしてはいけない。
会社がWeb面談をやれと言ってきても、そのテンションのまま依頼してはいけませんよ。
まずはWeb面談を依頼したい医者がどのような状態なのか確認する。
そこで余裕がありそうなのであれば始めて依頼出来る話だと思う。
実際、私は5人の医者とWeb面談の実施もしくは約束を取り付けている。
その時のネタとしては
①マーケの部長が挨拶したい。
②収束後の講演会打ち合わせ。
③仲良しDrに助けてもらう。
④全ての準備を教授秘書さんに整えてもらう。
この4つのネタで5人の医者とWeb面談が出来そうな状態です。
弊社はWeb面談を依頼する時に定型文でBCCに所長を入れるルールになっているけど①と②は理由を事前に伝えて定型分の変更許可を取った。
③と④は電話などで事前に連絡してから定型文を送って成功しています。
在宅勤務が長期化する事が予想されている中、内向きな話ではあるけど実施出来るところだけでもWeb面談をやった方が良いわよ。
皆さんのWeb面談の工夫などもあれば教えてください。