みなさん、こんんちわ。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私のブログで継続的に多くの閲覧数を稼ぎだすこちらの記事。
今日はこの一連の裁判が全て終了したので、それについて書いていくわね。
アストラゼネカの労使裁判は組合側の完全勝訴で和解終了
①ベテランMRが不当解雇事件(東京地裁でMR側が勝訴、18年2月の東京高裁での控訴審で和解勧告)
②ベテランMR3人が“追い出し部屋”に配置転換、不当に降格・減給事件
③現役MR8人が不当な降格・減給を受けたとして集団提訴事件
これらの裁判が全て組合側の完全勝訴という形で和解終了したのよ。
会社が組合側に和解金の支払いと該当MRの納得する補償で組合側の勝利解決とのことよ。
今後はパワハラまがいのリストラは無くなるか?
あからさまな手法ではなくなると思うけど、なくならない。
今後も、会社が評価しないMRは退職の道に進んで行ってもらう方針は変わらないわ。
今回の訴訟事案を実施した経営陣は、そのまま会社経営を継続しているでしょ。
今回の裁判はあくまでも「和解」であって会社側が完全に敗訴したわけではない。
分かりやすく言えば「いじめっ子が弱いものイジメをしたけど、100円あげて許してもらった」だけで謝罪もなにもしていないのよ。
そのいじめっ子は会社に残ってままだし、自分に非がある事を認めたわけでは無いわ。
ただ、追い出し部屋配置や突然の降格、解雇というやり方ではなくて今後はもっと緻密にやってくると思うわ。
辞めさせたい社員をロックオンして
全ての履歴、駐車場の時間、高速道路の時間、勤怠、日報の時間に差異が無いか?
感情を排除して徹底的にロジックって出口のない追求をする。
例えば、なぜ売上が上がらないのか?何をしたら上がると思うか?なぜその仮説を立案したか?やってみてどうだったか?修正点は何か?なぜそのリスクを初めに考えつかなかったのか?他にやるべきことはないのか?いつまでに実施するか?いつまでに実績をあげるか?なぜその期日を設定したのか?その取り組みで競合MRに勝てると思うのか?その取り組みは過去なぜやらなかったのか?なぜ、なぜ、なぜ
ってな感じで出口のない追求を感情を排除して淡々と詰めてくるわよ。
そんな事をされたら、どんなに鋼のハートを持っているMRも絶対に崩壊するわよね。
業界全体がMR削除に舵を切っている現状を考えるとアストラゼネカに限った事ではない
アストラゼネカの今回の労使裁判は会社の強引なやり方が際立っていたから、どうにか和解にこぎつけたけど、今後は緻密なやり方でMRを退職に持っていく企業が確実に増えてくると思うわ。
オンコロジーMRだから安心なんて事は絶対にない。
評価って上司(人間)がするんだから、必ず感情が入ってくるわ。
私が過去、PIPなどで退職に追い込まれて行ったMRを見てもMRのスキルだけでなく、上司が「あいつムカつく」とかの理由も加味されてたケースを何度も見たわ。
まとめ
アストラゼネカの労使裁判は組合側の納得する形で和解終了を迎える事が出来たわよ。
該当のMRさん達は本当に良かったと思う。
でもね、これで安心して働き続けられるなんて思ったら大間違いよ。
会社は今後は緻密なやり方で退職を迫ってくる事は間違いない。
退職ロックオンされない事が一番良い事だけど、もしロックオンされたら今後は確実にヤられるわよ。
そのようにならない為にも、MRの専門性を高めたり、最新の転職情報を収集しておく必要があると思うわ。
私は30代半ばで何度も転職を繰り返しているけど、1年に1回は職務経歴書を更新して毎月、転職求人情報はエージェントから入手しているわよ。
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