みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
みなさんは副業していますか?
みなさんの会社は副業OKにしていますか?
副業について正しい知識を身につけて取り組んでいきましょうね。
「法律上、会社は副業を禁止してはいけない」とか言ってる低知識な人に騙されてはいけない
たまに遭遇する無知なクセして偉そうに言っている奴。
「法律上、会社は副業を禁止してはいけない」
「業務時間外の行動を会社が制限する権利はない」
ここらへんは、間違っている事もあるから注意が必要だし自分の会社の就業規則を確認する方が良いわ。
日本の憲法や民法に記載されてる、されていないは論点ではないわ。
就業規則で会社が副業を禁止していれば禁止なのよ。
例えば呼気1L中のアルコール量が0.15mg未満なら酒気帯び運転で逮捕される事はない。
だから0.14mgのアルコール量なら会社は容認するか?
飲酒して車を運転した時点で100%懲戒処分の対象よね。
これは法律ではなく就業規則があるから。
就業規則は法律ではないけど、入社する時には「就業規則を守ります」って項目に必ずサインをしているでしょ。
だから就業規則で副業を禁止している会社は法律に関係なく副業をやってはいけません。
会社は就業規則で副業禁止を明言する権利がある
副業を完全OKにしている企業もある。
副業を就業規則で明確に禁止している企業もある。
副業をするのであれば会社に報告をして上長了承の上で実施出来る企業もある。
副業をするなら会社に報告をしなさいというのが一番多いパターンだと思う。
この3パターンがあることを理解してください。
厚生労働省が副業・兼業についてHP上に記載してあるから一度読んでみてね。
またこのホームページ上に今年の1月に副業に関するガイドラインも作成されているから要確認よ。
このガイドラインで企業側が
・自社での業務がおろそかになること
・情報漏洩のリスクがあ ること
・競業・利益相反になること
・副業、兼業に係る就業時間 や健康管理の取扱い
これらの事柄があるとの記載が明記されているわ。
過去の裁判事例から労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には 労働者の自由となっているものの、上記のリスクから完全フリーで副業をOKしている会社が少ないのが現状。
今後は厚生労働省の副業推奨で動いていく事は間違いない
厚生労働省の発表の副業ガイドラインによると
「副業・兼業はオープンイノベーションや起業の手段としても有効であり、地方創生にも資する面もあると考えられる」
との記載がされており今後は厚生労働省として副業を推奨していく事は間違いなさそうね。
その時には、企業が懸念している上記の問題点にプラスして
・労災などの保障問題
・過労死などの労働環境問題
なども解決しなければならない事が明記されているわ。
いずれにしろ、厚生労働省として副業を容認していくんだけど、その際の注意点として
労働者と企業とのコミュニケーションが重要、守秘義務厳守などがあるので書類を作成する案なども掲載されている。
今後は各製薬会社は副業を容認するけど、副業をする時には届出をする事が義務付けられそうね。
しかしながら副業の定義は曖昧なのは確かなこと
副業って今の勤務先とは異なる勤務先から給料所得をもらう事だけではないでしょ。
一般所得、雑所得、不動産所得、譲渡所得は副業じゃないのか?
副業禁止している製薬会社に勤務しているMRで自己保有マンションを転勤に伴って賃貸に出しているケースって多いでしょ。
その賃貸に出した不動産所得は副業じゃないのか?
FXや仮想通貨で儲けた雑所得は副業じゃないのか?
株を安値で買って高値で売った譲渡所得は副業じゃないのか?
株をやっていたり、マンションを賃貸に出しているMRって多いけど副業といえば副業になってしまう。
まとめ
あなたの会社は副業OKですか?
会社は副業を禁止する権力はないんだから、副業やっても大丈夫とか言ってる低知識コメントに騙されてはいけません。
実際、副業は株や不動産の収入との区別がしにくいので曖昧なのは確か。
でもね、就業規則で禁止している会社は間違いなく禁止よ。
今後は厚生労働省がガイドラインを発刊したので各製薬会社は承認する流れになっていくと思う。
だって厚生労働省のやる事は製薬会社は絶対服従でしょう。
ちなみに私の会社は副業OKよ。
自分の上司の捺印入り申請書を人事に出して終了。
実家が飲食店を経営しているので、お店の経営、マーケティング、運営、不動産運営、その他コンサルタントで申請しているわ。
私の場合は店舗で社員に遭遇する確率が0%じゃないし念のため。
あなたの会社の就業規則はどうなってますか??