みなさん、こんにちは。
現役オンコロジー(抗がん剤)MRのゆってぃーよ。
最近は各製薬会社が必死になって早期退職を実施しているわよね。
外資系だけじゃなくて内資系も田辺三菱、大日本住友、アステラス、第一三共、エーザイ、武田と積極的よね。
今日はその中でも武田薬品の早期退職がドラスティックだったから書いていくわね。
武田薬品の早期退職は研究開発にスポットを当てている
ほとんどの製薬会社の早期退職はMRを中心に実施されているでしょ。
その中で武田薬品は研究開発部門をメインターゲットにして早期退職を実施しているのよ。
何百人って単位で早期退職を募ったり、関連子会社に出向させられたりしてるのよ。
出向って言っても、武田薬品に戻る事はなく完全な片道切符よ。
銀行の半沢直樹の世界よね…
会社が発展する上では新薬は絶対に必要よね。
研究開発部門が縮小されたら、新薬が出なくて会社が衰退するんじゃない!?って思わない?
日本で開発しない製薬会社は増えている
自社で開発しなくても新薬は発売できるのよ。
現在、世に出てくる新薬の半分が自社開発品でもう半分が導入品って言われているわ。
そう考えると、無理に開発者を雇って創薬研究しなくても有望な化合物を買い取ってしまえば新薬は発売出来るわよね。
また開発者を雇うなら、アメリカに一極集中させた方が効率的だし、アメリカの方が承認も早いし、治験のスピードも早いから良いのよね。
そして、アメリカの承認データを日本でブリッチングして、少数の治験のみで日本で発売すれば効率的よね。
だから、武田薬品の開発の早期退職は経営の観点では素晴らしいと思うわ。
でも突然、研究所を閉鎖したり子会社に転籍をさせたり一気にやったからビビッたのよ。
これは、この業界が待ったなしの変革を求められている証拠じゃないかしら。
開発部門の早期退職はMRには関係ないとは思ってないわよね?
もちろん開発部門は導入品で賄えるから一気に削減に踏み切ったと言えるかもしれない。
でも開発部門で働いている研究者って医薬の大学院まで出ている学者さんのような人達でしょ。
そんな人達が整理されているのにも関わらず、何の特別な資格もスキルもないMRが必要され続ける訳ないわよね。
開業医担当で何を使っても大差のない生活習慣病MRの将来ってこれらの事を考えても分かりきってるでしょ。
何も動いていない生活習慣病MRは肩を叩かれるのをただ待っているだけのように見えるわ?
今の製薬業界の現状や転職市場、今後の将来などを常に予測して行動する事が唯一生き残れる道じゃないかしら。
私はこの4つのエージェントに登録して常に最新の情報を入手しているわ。
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まとめ
武田薬品開発部門の大量早期退職&出向劇は製薬業界の再編が待ったなしで行われている証拠よ。
この現状の中で生活習慣病MRが何も考えずに今さえ良ければ良いって過ごしているのが意味不明。
家族や守るべき人がいるのであれば、将来必ず起こりうるMR大恐慌に備えてキャリアアップを考えてみてね。