社内アピールは大事だから否定しない。ただ他人を利用する魂胆はいけ好かない。

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みなさん、こんにちは。

現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。

MRだけでなくサラリーマンの世界において、顧客に対して優秀な活動が出来ているだけではダメな部分がある。

サラリーマンの世界において自分の評価は顧客がするのではなく、上司がするからだ。

なので、昇進したい、希望の部署に行きたいなどの希望があるMRにとっては自分の事を評価する上司に気に入られる必要がある。

どの営業所にも１人や２人、太鼓持ちMRというか上司の腰巾着MRが存在するでしょう。

この腰巾着MRは「昇進したい」という目的の為に「上司に媚を売る」という手段をとり目的に対して確実にやるべき行動が取れているので一概に否定は出来ない。

でも、この腰巾着MRの媚を売る行動で許せないシーンがあったので今日はその事について解説していきます。

サラリーマンにおいて上司にゴマ擦りする行為はダメではない。

私は出来ませんよ。

自分を殺して誰かに依存しながら生きていくのは嫌だから。

でもサラリーマンで給料やポストを、上げていくのには上司に気に入られる必要がある。

金を稼ぐ事がゴールで、その目的を達成する為に上司の媚を売る行動を取るのは理にかなった行動だと思う。

私は金を稼ぐ為に働いているんだけど、その為に上司に媚を売るのは嫌だからMRの年収上昇に見切りを付けて副業で稼ぐようにしている。

私は更なる金を手に入れる手段として「副業」を選択をしたが、人によっては「上司に媚を売る」事を選ぶ人がいても良いと思う。

なので腰巾着MRだからといって否定する事は出来ない。

勝手に、腰巾着のように隣に行って、合いの手をして、太鼓を持ち、上司にアピールしている分には全く問題ない。

ただ、この腰巾着MRが他人を利用して、アピールしているのは受け入れられない。

皆の見えない場所で所長に対してこんなアピールをしているシーンを後から知った事がある。

あいつのフォローは俺がします。

あいつの面倒を見ています。

あいつが内勤出来てないのでリマインドしました。

あいつが浮いているので、食事に誘ってメンタルケアしてます。

などなど

他のMRを下にあえて下げて、自分が上に引き上げますアピール。

これは見ていて純粋に不快だ。

所長に媚び諂って精神的に苦しい時期を過ごしても結果、昇進出来れば報われる。

1番最悪なのは、長年辛い思いをしてムカつく上司の腰巾着をしていても簡単に裏切られて全て台無しになる事だ。

昇進などには基本的に数に限りがあるので椅子の取り合いになる。

限られた椅子を奪い合う時に、会社の方針で女性MR優先だったり、椅子の数を急に減らしたり、長年、媚び諂っていた所長の裁量権を超える場所に行ってしまう事がある。

更に、所長よりも権限が強い支店長の意向で決まってしまったり、そもそも長年、媚び諂っていた上司が突然転勤していったり自分自身が転勤してしまったり。

なんの為に、こんなアホ上司に長年、媚を売っていたのだと思うイレギュラーな出来事が当たり前に起きる。

他人に依存したり、その時のタイミングをお祈りして自分のキャリアを形成するのは、やっぱり辛いと感じてしまう。

勝手に上司にアピールしたり、媚を売る事は誰の迷惑にもなっていないので文句はない。

しかし、アピールする際に他人を利用する奴は最低だと思う。

先日、具体的な事例を横で見た。

アピールMR（仮名：今田）、利用されたMR（仮名：東野）の話。

今まで一度もなかったのに、先輩である今田くんが東野くんを食事に誘った。

その場は楽しく食事をして終了したんだけど翌朝、所長が東野くんと今田くんが食事に行った事を知っていた。

その日のうちに、今田くんが所長に対して「東野くんのフォローをやってます」とアピールしていたらしい。

よくよく聞くと、少し寡黙なところがある東野くんの事を所長が不安に思っているという情報を今田くんが嗅ぎつけてアピールネタに利用したそうだ。

ちなみに今田くんも東野くんも30代後半のベテランMRですよ。

この事実を東野くんが知った時の裏切られ感ですよ。