みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
マネージャー試験を受けた事があるMRなら、やった事あるMRが多いと思うけど「インバスケット」ってご存知ですか?
私は前職のマネージャー試験で受けた事がある。
そして現在の会社においても再びインバスケットを受けた。
確かに優先順位が付かないMRを見ているとインバスケットで問題処理能力を確認する事は大切だと感じる。
今日はこの事について書いていきます。
インバスケットって何ですか?
インバスケットはタスクラッシュと言われる事もある。
架空の人物になりきって、制限時間の中で複数あるタスクを精度高く処理していくゲーム。
このゲームの結果で、問題処理能力、優先順位、取捨選択スキルなどを分析する。
もともとは1950年代にアメリカ空軍の教育訓練のために開発されたものだと言われている。
突然、イレギュラーな仕事が舞い込んできて、どのように処理していくのか、絶対的な正解が無い中で自分なりの判断基準も持って処理するゲーム。
例えばこんな感じ。
1年前から練っていた一大プロジェクトのプレゼン当日に自分の部下が大トラブルを起こして急遽、超重要顧客に謝罪しにいかなければならなくなった。
そのタイミングで営業所のエースが会社を辞めたいと辞表を持ってきた。
このケース、自分ならどのように処理するか?
前の会社ではインバスケットの結果を12段階で評価されてFBされた。
ちなみに私は上から2番目の評価で、当時一緒にマネージャー試験を受けた中では1番良い結果だった。
今回受けた結果は、まだ返ってきていないから不明だが、感覚的には前回と同じような判断をしているので、同じような評価になるのではないかと考えている。
実際の仕事でもインバスケットのような事が多々ある。
特に私のようなプレイングマネージャーはよくある。
自分自身の超重要な勝負のアポイント面談直前に管理している後輩MRが医者を怒らせて謝罪に行かなければならなくなった。
大学病院の新薬ヒアリング前日に資料作成と質疑対応用に勉強が忙しいのに、後輩から神妙な顔で相談を受ける。
このように、自分の中では優先順位を付けて取り組んでいても、急にイレギュラーな仕事が舞い込んでくる。
普通のMRでも同じでしょう。
複数の講演会と説明会、アポイント準備を抱えているのに突然、上司がキャリア面談をするから明日までに資料を作ってこいと言ってきた。
このような事は当たり前にありますよね。
複数のタスクを抱えた時にどのように処理していくかは仕事を進める上でとても大切なスキルだ。
複数の仕事を抱えるて優先順位が付かないMRは隣に見ていてヒヤヒヤする。
学生時代を思い出して欲しい。
テストの前日に部屋の掃除をしたくなった経験がありませんか?
テスト前なら最優先は勉強、そしてテスト前日と期限も迫っている。
それでも勉強を後回しにして部屋の掃除をしていた学生時代。
学生ならば、まだそれでも通用していたかもしれないが社会人はそうは行かない。
複数の仕事を抱えた時には、期限と重要度の切り口で優先順位をつける。
そしてタスクによっては、あえて先送りにする判断も求められる。
当たり前と言えば、当たり前なんだけど意外と出来ていないMRが多い。
期限と重要度で優先順位を付けると言ったが、重要度が高いタスクは往々にして難易度が高かったり、大変な事が多い。
大変な事に向き合いたくないから簡単な物から取りかかる。
このように仕事を進めていくと、仕事の優先順位が違うのでトラブルが起きる。
そして場合によっては究極の選択(絶対的な正解はない仕事、どちらを選択してもトラブルは必須な仕事)をしなければならない事もある。
この時に大切なスキルが問題処理スキルだ。
久々に会社でインバスケット受けさせられた。優先順位付かないMRを見ると確かに必要なアセスメントだと感じた話のまとめ
仕事を進める上で優先順位が大切だ。
こんな事は誰でも知っている。
それでも出来ている人は少ない。
期限内に複数の問題を精度高く、こなすスキルはサラリーマンにとっては大切だ。
そして、このスキルを確認するアセスメントがインバスケット。
社内で受けさせられるアセスメントってしょーもないものも多いけど、インバスケットは実務に必要なスキルを確認出来る有用なものだと思う。