みなさん、こんんちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
皆さんの会社の上司は日々、どのようなお仕事をしていますか?
先日、こんな会話をしているMRを見かけた。
「うちの会社の所長、同行は隣にいるだけだし、内勤も承認作業しかしていないから、めちゃくちゃ楽そうだ」
このコメントを聞いてどのように感じるか?
同意出来ると感じるMRがいたのなら、かなりの危機感を持った方が良いと思う。
今日はこの事について書いていきます。
MRは既にハイスペックな職業になった中、その上司は更に高度な仕事を要求されている。
少し前だが、このような記事を書いた。
MRは本当にハイスペックな職業になったと感じる。そりゃ〜通用しない人は逃げ出すわ。
MRという職業は2023年においては、とてもハイスペックな職業になっている。
仕事内容と報酬のギャップは、もはや無いと感じる。
もし「MRなんて楽な仕事だ!」と感じている人がいれば、次期に淘汰される。
そのような人が多いから「MR不要論」「MR絶滅論」が出てくるのだと感じる。
活躍できていないMRが「MRなんて不要な職業だ」と言いたい気持ちは分からなくもない。
野球が下手な人間が「野球なんて、球を棒で打つだけの低脳な遊びだ」という発言と遜色ない。
しかし、MRとして活躍出来ている人たちは、MRという職業の必要性や社会的な意義を実感している。
このハイスペックな職業をマネジメントする所長は本当に楽な職業なのだろうか?
専門性もない絶滅に向かって歩んでいるMRを管理するだけの所長であれば楽な職業だ。しかし、
ここまで各製薬会社がリストラを繰り返している中においても、いまだに危機感持たず、コール回数に拘った20年前と同じような活動をしているMRが存在する。
これは、会社の方針なので従わざる得ないという考えは、あまりにも恐ろしい。
船底に穴が空いている事を認識しているのにも関わらず、その船から脱出しないという選択をしているという事。
プライマリーMRとその製薬会社についてのリスクは改めて詳細に書く事にしよう。
話を戻して、コール回数MRには高い質の仕事は求められていない。
そのようなコール回数要員MRを管理する所長の仕事を考えた時に、「隣に座っているだけ」「承認の判子を押すだけ」しかしない、所長は確かに楽な職業だと言えるでしょう。
しかし、未来永劫そのような働き方が続く訳がない。
間違いなく、コール回数要員MRだけでなく、そのようなMRを管理している所長も淘汰されていく。
その時に考えてみてほしい。
自分の上司が楽な仕事をしているという事は、上司がダメなのでなく、ダメな会社に所属している、あなた自身がヤバいという事だ。
生き残れるMR(専門的なスキルを有するハイスペックMR)をマネジメントする、その上司は、更に高いレベルを仕事を求められるし、とても大変だ。
上司が楽な仕事をしていると言っているMRには明るい未来がない話のまとめ
自分の上司が楽な仕事をしていると感じているMRがいたら危機感を感じるべきだ。
だって、それは上司が楽な仕事をしていても成立するような20年前の製薬会社という事だからだ。
そのような会社は今後、確実に絶滅に向かって進んでいく。
あなたの上司は大変そうですか?楽そうですか?
そして、あなた自身は仕事は大変ですか?楽ですか?
個人のスキルによって感じ方は異なるが、客観的に判断出来るスキルも備えるべきだ。