みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
みなさんの上司はどんな人ですか?
私はMR人生で10人以上の上司を経験しています。
振り返ると色んな人がいたな〜って感じたので今日はその事について書いていきますね。
自分にとって素晴らしいと感じる上司なんてMR人生でそうそう出会えないよ。
「うちの上司が終わっている。」
「上司に恵まれない。」
こんな言葉をよく聞く。
そして私自身もそう感じています。
でも10人以上の上司を経験して感じる事は、素晴らしい上司に出会える方が珍しくて基本的には恵まれない事が多い。
上司を考える時には3つに分類する事が大切だと思う。
①人間性も仕事ぶりも素晴らしく「この人のようになりたい」と目標になる上司。
②仕事をしている時には嫌だったけど振り返るとその時代に成長させてくれた上司。
③人間性も仕事ぶりもポンコツな上司。
ちなみにポンコツな上司であっても上司は上司。
サラリーマンである以上、上手く対応するスキルが求められる事は忘れちゃダメよ。
私にとって目標になるような素晴らしい所長は過去たった1人だった。
素晴らしい上司を振り返る時に大切なのは「自分にとって」という枕詞がつく事だと思う。
私にとっては「良い」と思っても他人にとっては「無理」と思うかもしれない。
こんな前提をもとに書いていきますね。
私が30代前半に経験させてもらった上司は優秀だった。
・学術的な勉強をMR以上にしっかりしている。
→説明会やローププレイをMRと一緒になって参加して学んでいた。
・感情のコントロールがしっかり出来る。
→自分の感情程度がコントロール出来ない奴が他人(顧客、社内メンバー)をコントロール出来る訳がないと常に言っていた。
・どう伝えると相手が1番理解出来るか考えて指導する。
→指導のスタイルをMRに応じて使い分ける。怒る、指示をするなどの一辺倒ではなく諭す、聴く、同調するなど様々なアプローチを使い分ける。
・営業には100点満点は存在しないから指導する時に出口を必ず用意する。
→営業に完璧は存在しない。MRの間違った行動を正す際も完全否定をしない。理詰めで出口のない追求をしてもMRを潰すだけといっていた。
これらの仕事の進め方はとても勉強になった。
次は人間性についても書いていきます。
「部下に謝れる」、「部下を守れる」、「会社と戦ってくれる」
一見、当たり前の事と感じるけど、これらの事を確実に実施出来る上司にはそうそう出会えませんよ。
部下にしっかり謝れる。
所長であっても時に間違ってしまったり、忘れてしまったりする事はあるでしょう。
この間違った事や忘れた事を純粋に部下に対して謝罪する姿勢はとても好感がモテた。
部下を守ってくれる。
中間管理職の立場であれば部下に秘密で会社に対して全て部下のせいだと報告する事もできてしまう。
例え部下が間違えた事をしても切り捨てる事なく、部下にそうさせた自分の責任ですと守ってくる姿勢は格好が良い。
会社と戦ってくれる。
所長自身の立場などを度外視に部下を守るためにしっかりと会社の上層部に主張してくれる。
部下の悩みや希望を叶える為に必死になってくれていた姿は格好良かった。
そんな素晴らしい所長は部下からの信頼は高かったけど、、、、
この所長の仕事ぶり、人間性、立ち振る舞いに部下はしっかり付いていってた。
そして、この所長を裏切れないという気持ちも重なってメンバーの仕事のモチベーションも高かった。
この環境で働けた経験は自分のMR人生において大きな影響を及ぼした。
でもね、この所長は会社からは評価されていなかった。
会社にたてつくし上層部からしたら煙たい存在だったのかもしれない。
結果的に現場の営業所長から本社の訳の分からん窓際部署に異動になってしまった。
私達を守る為に本人はラインから外されてしまうという悲劇と見た。
この出来事を目の当たりにした時に感じた事はサラリーマンという社会においては「正しい行動が正解」なのではなく「会社が正解という行動が正しい」という事。
MR経験長くなったから今まで経験した上司の中で素晴らしいと感じた所長を振り返ってみる話のまとめ
今まで10人以上の上司を経験したけど「上司に恵まれた」と感じる上司は1人だけだった。
そこから言える事は自分にとって優秀と感じる上司に出会えるのが稀であるという事。
なので「上司に恵まれない」と感じるのは正しく無い。
優秀な上司に出会う事が珍しいので基本ハズレである事を自覚する。
宝くじを買って「当たらなかった」と嘆いても「でもそうそう当たらないもんな」って考え直すでしょう。
上司も宝くじみたいなもんだから当たった時だけ喜んで基本はハズレだと思っていた方が良いと思う。
今度はポンコツにも程がある名物所長さん達を紹介していきますね。