みなさん、こんにちは。
ブログ運営ももうすぐ5年を経過しようとしています。
その中で年に数回、企業さんからインタビューの依頼を受ける事がある。
現役MRとしてコメントが欲しいと。
・コロナ禍でのMRの仕事
・MRのキャリア、将来
・製薬会社のリストラ
・新コンテンツを見てどう感じるか。
などなど
先週も、ある企業さんから依頼を受けてインタビューを受けてきた。
この一連の出来事を経験して、改めてMRに面会してくれるDrは本当に有難いと感じたので、今日はこの事について書いていきたい。
現役MRが副業としてインタビューを受ける時の謝金相場
これは私の場合なので一般論ではないと思うし、もっと高額な謝金をもらっているMRもいると思うので参考程度に。
①1テーマにつき3万円
②1時間1万円
特に私が設定している事はないけど、企業さんからこんな感じで謝金をもらう事が多い。
①に関しては時間ではなく案件としての契約なので、面談後に電話やメールで更に質問を受け付ける。
②は時給換算なので、面談が終わったタイミングでその後の質問などは基本的には受けない。
特別に事前に準備する事はなく、ホテルのラウンジなどでコーヒーを飲みながら私の経験や考えをお話して終了する。
このインタビューを午前中に受けて、午後に大学の教授にWebで面談して感じた事がある。
DrはMRからインタビューを無償で受けてくれて本当に感謝しかない。
医者の仕事は多忙でストレス過多で本当に大変だと思う。
外来、病棟、外科であれば手術、大学であれば学生への講義、当直、研究、勉強と休む時間がない。
それにも関わらずミスがあれば訴訟問題にもなりかねない。
本当に大変な仕事だと思う。
「お金を稼ぎたい」「自由を手に入れたい」というニーズがある人であれば例え、医学部に入れる学力があったとしても医者は選択しない方が良いと仲の良い医者が言っていた。
本当にその通りだと思う。
そんな中、製薬会社の営業が自分の勤務先まできて「先生の治療方針、お考えを教えてください!」なんて当たり前に言ってくる。
現に私も先生に、新しいデータやガイドラインの会社について、考えを問う事は多々ある。
忙しい業務の合間に、業者が「インタビューさせてください!」って訪問してくれも誠実に対応してくれる先生は本当に頭が下がる。
MRが業務中に「MRの将来性についてお考えを教えてください!」って様々な業者が来たら断らないか?
私であれば、間違いなく断る。
業務契約と守秘義務契約を交わして、しっかりと謝金が発生する面会であれば良いけれども、無償でこのようなことを私なら絶対にしない。
やっぱり医者という職業に就いている人たちは本当に凄いと思うし尊敬する。
MRに対して冷たい医者やアポイントの返事が一切ない医者もいるが当たり前で、面会してくれる医者が素晴らし過ぎるという事を認識した方が良い。
だからこそMRは医者に対して「教えてください。」だけの面会では続かないし、そもそも失礼だと思う。
様々な規制がある事は重々承知だが、その中でも「このMRと話をするとメリットがある」と感じてもらえるようにMRは努力しなければならないと感じる。
企業案件インタビューを受けて、DrがMRと面会してくれるありがたさを再度感じた話のまとめ
私程度の人間にインタビュー受けるだけで、謝金が発生するのにも関わらず、医学者が製薬会社の営業員から、根掘り葉掘りインタビューを無償で受けているいる姿を見ると医者は本当に凄いと思う。
私には到底、出来ない事だと尊敬する。
多忙でストレスフルな仕事をしている中で、貴重な時間を無償でいただくという意識をしっかりと持ってMRは面会準備をしなければならないと改めて感じた。