みなさんこんにちは。
現役オンコロジー(抗がん剤)専門MRのゆってぃーよ。
大学病院を担当していると教授などが講演会の演者として駆り出されるわよね。
この演者随行で大事なポイントを今日は教えてあげるわね。
ひと昔前の演者随行は旅行だった
ひと昔前だったら、早めに講演する県に入って先生と一緒に美味しい食事をして立ち寄り温泉に浸かってから会場に行くなんて事があったわよ。
講演が終わったら、ご当地の手土産なども用意しておもてなしをするなんて言うのも当然にやられていたわよね。
でも今は、業界規制が厳しくなって一切出来ないのよ。
DrとMRが飲食店に入る事は基本禁止されているし、温泉なんてもってのほかよ。
このような手厚い対応が出来なくなった昨今、些細なMRの動き方でDrの満足度が劇的に変わるのよ。
完璧なツアーコンダクターになるべし
分かりやすく言えば旅のしおり。
タイムスケジュールを細かく書いて事前に渡す必要があるわ。
でもね、ここまでは誰でもやることでしょ。
ここからが重要なポイントよ。
駅構内やホテルの動線を事前に確認する。
先生が乗る新幹線は何号車だから降りて左右どちらに進んだらエスカレーターがあるか?
駅の何口に行けば良いか?最短で行くルートはどういくか?
新幹線の到着に合わせてタクシーが手配出来ているか?待ち合わせ場所はどこか?
ホテルの入り口は?会場と演者控え室はどこにあるか?
これらの事を詳細に事前に確認しておいて、初めて行った駅でもホテルでも迷う事無く最短で誘導する事が必要よ。
駅に着いたは良いが、右にいくのか左に行くのか迷っていたりしたらアウトね。
何を質問されても解答出来るように下調べも完璧にしている。
講演をするエリアはどのような課題があるのか?
講演会参加Drは何人くらいなのか?
他の役割者のDrの専門や経歴
他の演者の先生がどのような内容の講演をするのか?
慰労会があるなら、どのようなお店で、どれくらい人気があるのか?
このように講演会に関わる全ての事を聞かれても、即答出来るようにファイリングして持ち歩く事が重要よ。
翌日の帰りの復路も重要よ。
講演会が終わって宿泊して、翌日帰るって言うのが通常でしょ。
でも講演会が終わって気が緩むMRがいるけど絶対ダメよ。
翌日のモーニングコールの設定確認や、タクシーの手配、帰りの移動も迷う事なく案内する事。
最寄り駅まで同行して、最後にDrをタクシーの乗せて終了って流れだけど、絶対に姿が見えなくなるまでお見送りをする事が重要よ。
Drと別れた後にすぐにメールでお礼文を送る。
まとめ
演者随行は大学病院担当MRであれば重要なお仕事の一つよね。
今は業界の規制が厳しくて随行時に出来る事がほとんどなくなったわ。
そうなると、些細な対応でメーカーやMRの評価が大きく変わってしまうのよ。
道を充分に確認していなくて右往左往してしまったり、講演会について突然質問されても答えられなかったりしたら、その時点でアウトね。
そこまで、やらなくても良いでしょってくらい、事前に様々な事を想定して事前準備しておく事が重要になってくるわね。