みなさん、こんにちは。
現役オンコロジーMRのゆってぃーよ。
私の周りには他人の足を引っ張って自分の立場を確立したいというMRが数名いる。
あるMRが失敗した時に、ここぞとばかりに「それはダメだ!。」などと事を大きくするコメントを大きな声で言うMR。
何か後ろめたい行動をとったMRがいたら指摘するのではなく社内コンプライアンス部に即刻通報するMR。
自分には関係ない他人をあえて蔑める行動を取る理由がイマイチ分からなかった。
そんな中、「欠乏マインド」という言葉を聞いて、これらの行動を取る人達の心理が分かった。
今日はこの欠乏マインドについて解説していきます。
欠乏マインドって何ですか?
社会人になりたての人が初めに読むビジネス書「7つの習慣」を読んだ事がある人なら既にご存知でしょう。
私も新人MR時代に会社に支給されて読んだ事があったけど恥ずかしながら欠乏マインドは記憶に残っていなかった。
欠乏マインドとは、物事には数に限りがあり他人が手に入れてしまえば自分が取り分がなくなるという考え。
この考えだと、手柄は独り占めしたくなり、他人を蹴落としたいという感情が芽生える。
MRの世界で考えると所長になる数に限りがあり、自分が所長になりたいので手柄は独り占め、他人のミスは大事に煽り立てる。
こんな行動を取るMRってあなたの周りにいませんか?
特に他人をディスり些細なミスを大事に煽り立てるMR。
これは典型的な欠乏マインドMRの行動でしょう。
7つの習慣は新人時代に読んだ際はイマイチ理解出来なかった事があるが、社会経験を経てから読み直すと腹落ちする部分が多いと感じる。
他人のミスは煽らなくともゴシップネタとして楽しむ自分が少しいる。
他人のミスを欠乏マインドMRのように煽り立てて大ごとし仕立て上げるような事はしないけれども、恥ずかしながら他人のミスをゴシップネタとして楽しんでいる自分が少しいると感じる。
このような考えを持っていては真のwin-winの関係は築けず幸福にはなれない。
豊かさマインド(幸せは分け与えても皆に行き渡る考え)を持つ事が大切だという事は7つの習慣を読めば誰しも理解出来る事。
頭で分かっていても心が付いていかない私のような未熟は人間は強引にでも意識改革をする事が大切だと思う。
私はタイガーウッズ理論を取り入れている。
タイガーウッズはツアーのプレーオフで相手がパットした時に心の中で「入れ!」と祈るらしい。
相手がミスをすれば自分が有利になるけれども相手の成功を心で祈る。
これは相手のミスを祈るという後ろ向きなマインドでは自分のパフォーマンスに負の影響が出るから相手の成功を祈っているとのことだった。
それ以外にも欠乏マインドの視点で考えても、相手の失敗を祈るようでは成功しないという事だと思う。
そのような意味ではライバルMRであっても心の中で成功を祈る。
このマインドはとても大切だと思う。
これが無意識に出来るような人格者に早くなりたいと思う。
無意識に出来ない人は意図的にでも他人の成功を祈る事から始めれば良い。
MRは欠乏マインドの人が多いと感じる話のまとめ
他人のミスをここぞとばかりに責め立てるMRをよく見かける。
これは典型的な欠乏マインドMRだと思う。
このような浅ましいMRにはなりたくないと感じる。
誰かの不幸の上に自分が立っても、そこに幸せはないと思う。
過去、少し長いスパンで観察していても欠乏マインドMRがタイミング良く自分の求めるポストについても結果、足元すくわれて失敗している。
他人の成功を心から祈れる自分でいたいと思う。
それが無意識で出来れば理想だが、まずは意識的にでもタイガーウッズ理論を持つ事が大切だと思う。
そもそも欠乏マインドMRって外から見るとめちゃくちゃ格好悪いし気持ち悪い。